腰痛・TOP   青竹踏み

● 足裏は健康のバロメーター

全身の血液循環が悪い状態では、足の裏など、
身体の末端部分の血流が悪くなってきます。

そのため足裏の状態で体全体のおおまかな健康状態を
さぐることができるのです。



足の裏には、これ程のツボがあります。
青竹踏みで、これらのツボを刺激することで、
体質の改善が期待できるのです。
参考:足ツボもみ健康

● 足の神経は腰と密接に関係。

背骨の下のほうにある第4、第5腰椎と第1仙骨から
出ている神経の枝が、足のほぼ全体に影響しているのです。
そのため、椎間板ヘルニアなどになると足のしびれや
筋力低下などを起こすことがあります。

逆に青竹踏みで足裏に適切な刺激を与えてやれば、
腰痛を改善する効果が期待できるのです。

便秘と腰痛が同時におこる方には特におすすめです。
腰痛が近くにある腸にストレスを与えで便秘を促進し、
便秘で腸が膨らむと、近くの神経を刺激して腰痛を促進し
悪い循環に入ってしまいます。

このような場合は、青竹踏みと同時に腸内環境を整えるよう
食事にも気をつければ、より効果的です。





●青竹踏みで鍛えよう。

体重がかかり足底の筋が伸び、土踏まずのアーチが低下すると、
地面からの衝撃が直接つたわり、身体へのダメージが増えて疲れやすく、
足の力が出しにくくなります。

青竹踏みでは足指だけではなく、大切なアーチの機能を
維持、強化することが期待できます。

足のアーチには以下のような大切な機能があります。
 ●足を蹴りだす力(バネ)
 ●衝撃の緩衝(クッション)
 ●足底の筋肉や神経の保護

アーチ機能が低下すると外反母趾に代表されるような
足部の変形障害にもつながってきます。

足のツボやマッサージには、刺激する場所がわかりにくかったり、
力も必要ですが、青竹踏みは体重をかける事で足裏全体に
十分な刺激を与えることが出来ます。

100円ショップなどの プラスチック製の踏み竹でも
十分効果が期待できますので、おすすめです。

●青竹踏みのコツ。

初めから無理をすると足裏をいためたり炎症をおこしたりしますので、
5分くらいの短い時間から始めて徐々に時間を増やしていきましょう。

足裏が痛い方は無理をしないでください。
イスに腰かけながら軽い感じで始めるのも良いでしょう。

朝の青竹踏みは、朝の体操と同じように体を目覚めさせ、準備運動となります。
夜の青竹踏みは熟睡を助けてくれるでしょう。
少し痛みを感じる程度で気持ちが良いくらいが目安です。

足裏の真ん中付近の土踏まずを中心に行ないますが、
健康ツボは足裏全体にありますので、
土踏まず以外もまんべんなく行うと、より効果的です。

血液の流れを良くするため水分を摂りながらが、いっそう効果的です。
水分は血液の流れと老廃物の排出を促すので効果的なのです。

●青竹踏み、こんな効果も。

心臓から離れた場所にある足は体の重みを受け止めている場所です。
そのために、血行が悪くなり老廃物が溜まりがりで、
疲れやだるさ、コリ、むくみ、痛みなどの障害をおこしがちです。

むくみの原因は老廃物が血管に溜まっているためです。
青竹踏みで血行を良くすることで、マッサージ効果による血行促進がされ、
老廃物を流して健康が回復され、スッキリとキレイな足になっていくのです。

血液がうまく流れると酸素や栄養が運ばれ、疲労が回復していくので、
肌つやが良くなったり、目の下にできるクマ解消など美容にも効果が期待できます。
足の血行が良くなれば、疲れやむくみも解消していきます。

消化器系が弱い方にもおすすめです。

足裏には消化器系のツボもたくさんありますので(上の図参考)、
胃腸が弱い方にもおすすめです。

冷え性の方にもおすすめです。

足裏は末端にり外気の影響を受けやすく、血液の温度も下がりがち。
この冷たい血液を足に溜めると、冷え性に繋がっていくということです。
青竹踏みで、温かい血液を足に運び冷え性を改善しましょう。
足の血行が良くなると、血液の温度を上げるため全身がポカポカします。

肥満でお悩みの方にもおすすめです。

血行不良になると、脂肪を分解する機能も低下し肥満になりやすいのです。
血行を改善し内臓を元気にしてあげることで脂肪がつきにくくなり、
太りにくい身体を作ることができます。

●高齢者には特におすすめ。

散歩やジョギングは健康に良いのですが途中で体の具合が悪くなったりして、
いつしかやめてしまう方も多いようです。
体調や、雨や風にも影響されますので、長く続けるのはたいへんです。

そんな時に、室内で手軽にできる青竹踏みは
お年寄りの方にも手軽にでき安心です。

寝つきも良くなり、疲労回復効果を高めますので、
最近、運動不足だな〜と感じているお年寄りの方には、
青竹踏みは特におすすめです。

●やりすぎには注意。

青竹踏みが体に良いということで長く続けているのに、
だんだん効果がなくなってきたという方がいます。

そんな方は、自分の足裏が硬くなっていないでしょうか?
青竹踏みをやりすぎると、足裏の角質が厚くなり、ごわごわした状態になります。
このため、ツボを刺激しても、神経まで伝わりにくくなってしまうのです。

つまり、一生懸命青竹踏みを使ってマッサージをしても、
効果が期待できず、角質を厚くしてしまう可能性があります。
足裏は柔らかくないと、クッションの機能が損なわれてしまいます。
歩いたり、走ったりした時の衝撃が、体に直接伝わり疲れやすくなってしまいます。

青竹踏みは、1日5分〜10分程度が良いとされています。
1回で10分よりも、2〜3回に分けてやるのがおすすめです。

既に足裏が硬くなってしまっている人は、
足裏のマッサージで柔らかくしましょう。
足裏全体を、揉んだり、曲げたり、捻じったり、引っ張ったりすることで硬さがとれていきます。
気長に頑張ってください。