腰痛・TOP   腰痛は冷やすの?温めるの?

腰を痛めた直後は冷やしましょう

腰痛も足首の捻挫や肉離れと同じように、
痛めた時は冷やしたり、安静にすることで、
炎症や症状を抑えるようにします。

ギックリ腰などで痛めた日は、お風呂は避けましょう。
湯船に長時間入っていると、その時は気持ちが良いのですが
次の日、動けなくなってしまうこともあります。

どうしても体を洗わなければいけない時は、
シャワーで簡単にすませましょう。

患部を冷やすと血液の流れなどを抑えることになり、
炎症や腫れの進行を遅らせて軽くすることができます。

神経系の活動も抑えられますので痛みも緩和されます。

回復期には温めましょう

回復期に入ったら、早く正常の状態に戻れるように暖めたり、
軽く動かすことで血行を良くしましょう。
温めることで血行は良くなりし、神経系も活発になります。

回復期とは、いつから?

通常は痛めてから2〜3日で回復期に向かいますが、
症状や対応によりかわってきます。

たとえば、仕事の都合などで安静にすることができずに
痛み止めや湿布などの応急処置で患部に負担をかけ続けると、
4、5日たっても炎症が続いてしまい、回復期とはいえません。

回復期の前に温めすぎると悪化させる場合もありますので、
痛み止めなどで抑えている方は、ほんとうに回復しているのか
注意が必要です。

回復期に入ったら

はっきりと回復期に入ったと判ったら、
お風呂で温めての血行促進や筋肉を緩ませるのが効果的です。

腰痛では筋肉が硬くなって、こった状態になりがちですが、
筋肉がかたまると毛細血管が圧迫されて血行不良を引き起こます。

お風呂やマッサージは筋肉を柔らかくして血流を良くしますので効果的です。
徐々に体を動かしたり軽い運動も始めましょう。