腰痛・TOP   吸い玉療法


吸い玉療法(カッピング)とはガラスの器具の中を真空に近い状態にして体の腰痛に効くといわれるツボに伏せて吸着していく治療です。

吸い玉に吸引されると毛細血管が広がり、血管と細胞の透過性が高まり疲労物質などが除去されます。
さらに、滞っていた悪い血液は取り除かれて血液がきれいになります。

吸い玉には通常は特殊なガラス器具を用いますが、湯飲み茶碗で代用して、ご家庭でも手軽に行えます。

ツボは腎兪、腰眼(特効指圧ツボ 参照)などがやりやすいのですが協力者が必要です。

●用意するもの
@直径5・5mほどの細身の湯飲み茶わん4〜8個。
A100円ライター。
●方法
@ライターの炎の高さを、茶わんの底につくくらいに長めに調節しておきます。
A湯飲み茶わんは、すばやく伏せられるようにツボの位置にできるだけ近づけておきます。

Bライターを、茶碗の中で2秒くらい燃やします。

Cライターの火を消すと同時に、素早く茶碗の口をツボの位置に密着させます。

1〜2週間くらい続けていただくと効果が期待できます。



掃除機でツボを吸引

吸い玉療法(カッピング)と同じようなツボ刺激を掃除機でもできますので紹介します。

掃除機で先端をとりはずして、ホースの中継ぎ部分を直接、腰のツボにあて吸い上げ吸い玉療法と同じ原理で腰痛を改善することができます。

掃除機の吸い口が肌から離れてしまわない程度に引っぱり上げ、前後左右に揺らしながら5〜7秒ほど吸引します。 
これを一つのツボにつき、5〜6回ずつ行いましょう。

掃除機の吸引力は弱にして行ってください。
毛細血管の血液を動かすには弱い力で十分です。