腰痛・TOP   金魚運動

背骨が曲がると腰痛など病気を誘発することがあります。
どうしたら背骨を正しく矯正できるか考えうまれたのが「金魚運動」です。

背骨が正しくなれば体型が整い腰痛の改善にも効果が期待できます。
有酸素運動のため腰痛の大敵、肥満防止にもなります。

金魚運動は、平な床の上に仰臥して金魚の泳ぐ真似をし行います。

  金魚運動のやり方は以下のとおりです。
1.平らな床の上で仰向けになり、全身の力を抜いてリラックスさせます。

2.両足を伸ばして、親指をぴったりとつけて、足先を膝のほうへ直角以上に反らし、アキレス腱がのびるようにしましょう。

3.首(頭ではなく)の後ろ頚椎第四番、五番のあたりで両手を組みましょう。 胸をはってひじは左右にひらいたまま、両肘を床につけます。 後頭部は少し浮かせます。

4.腰は緩めておきます。
腕の肘をこまかく素早く動かすと腰のあたりが金魚が泳ぐようにくねくねします。

 金魚運動は腰を動かそうとするよりも肘の動きで腰が動くようにすると良い動きになります。

みぞおちを支点にして肘と腰が逆方向にカウンターバランスの状態で動くわけです。

なお、エビ反りのように腰を突き出してしまうと、逆に腰を痛めてしまうことがあるので気をつけましょう。

金魚運動を朝夕、一、二分間ぐらい行いますと、背柱の曲がりは正しくなり、腰痛や腹痛に効果があります。

※有酸素運動なので体にあまり負担のない範囲で長時間つづけてもかまいません。

お腹(特に腸)にも良く、腸内を均等にして、恐ろしい腸ねんてんや腸閉塞も予防できます。

  金魚運動とダンス
ダンスの中でも腰を動かし金魚運動のような効果が期待できるものがあります。

フラダンスや社交ダンスのキューバンルンバなども腰の動きを意識してキッチリ踊ると同じような効果が期待できます。

ダンスの場合は体の軸やバランスに注意をし、筋肉をリラックスさせて動かすようにしましょう。

軸がくるっていたり、筋肉を硬直させた状態でおこなうと逆に体をゆがめてしまい逆効果です。

  金魚運動はダイエットにも人気です
金魚運動はウエストの動きがありますので、女性の方が気になるダイエットやウエストのクビレ対策にも人気があります。

有酸素運動なので、血糖や体脂肪を燃焼させます。

食事制限などのダイエットと違い、体を引き締め、メリハリをつけ若々しくさせます。