児童相談所職員の資質に疑問
私は、児童相談所職員の倣慢、横柄な態度に遭遇したことがある。そのイメージは未だに消えない。
報道によれば、児童虐待の相談件数は増加の一途を辿っている。これは児童相談所が気楽に相談できる行政機関に変容したということだろうか。より一層コミュニケーション能力が高まったのだろうか。
そもそも人権は、想像力がものをいう世界である。人権侵害を経験した児童相談所職員は多くないと思うからだ。いくら法改正をしてみても運用するのは職員である。常日頃「想像力」を高める学習は欠かせない。
私は、専門職である心理療法士の方と対面で相談したことがある。とても「聴く力」が高く、そのスキルに感嘆した。同所内には専門職の方が配属されていると聞く。不適切な窓口対応で専門職の役割を奪うようなことがあってはならない。
私が恐れているのは児童虐待によるブーメランである。つまり、彼等が将来社会のどこにも位置を得ることが出来なくなった場合である。これは社会不安の原因となり、 社会の将来の発展に大きな損失になると考えられるからだ。
児童虐待は、親御さんの生き辛さが色濃く反映していないだろうか。「雑談」の多用と「ユーモア」が欲しいところだ。
以 上
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