関東大学ラグビーで活躍した青商OB「和田守隆」
青森県ラグビー界で和田守隆を知っている人は少なくなった。日本大学が関東大学ラグビー王者に輝いた時(昭和35年・1960年)主力選手として活躍したのが青森商業高校OB和田守隆である。当時、関東大学ラグビーは対抗戦、リーグ戦に分離していなかった。
青森商業高校は昭和33年(1958年)国体ラグビー高校Bで準優勝を果たした。決勝は5対0の惜敗である。大学在学中帰省の際、母校で指導していたのが和田守隆である。
さて、日本のラグビーファンが熱狂した2015年ラグビーW杯。エディージョーンズヘッドコーチは記者会見で次の様なことを述べている。「マインドセット(思考回路)を変えなければならない。規律を守らせるため、従順にさせるだけに練習している。それでは勝てない」。と「自律心」の重要性を強調した。そして、日本チームは世界の強豪南アフリカ戦で逆転劇を演じた。
「自律心」の重要性は高校スポーツにもあてはまる。教育の原点は「自律心」の育成にあると考えられるからだ。
全国高校ラグビー、山田高校悲願の2回戦突破する景色を見たい。より一層「自律心」を高め青森県内ラグビーファンに希望の灯りを灯し続けて欲しい。
以 上