安倍元総理国葬に反対する理由
安倍元総理の国葬は国民に誤ったメッセージを送ることになる。だから、安倍元総理の国葬に反対する。
まず、「安保法制」を強行採決したことだ。これは憲法違反を理由に現在全国25の裁判所で訴訟継続中である。次に、数々の疑惑である。「森友学園問題」。「加計学園問題」。「桜を見る会問題」。政権が長かった故に説明する機会はいくらでもあったはずだ。丁寧な説明を聞くことはなかった。
さらに、外交ではプーチン大統領とは会談の回数の割には北方4島返還要求は何も進展しなかった。拉致問題しかりである。加えて、国会予算委員会で質問者をヤジル振る舞いは前代未聞である。これは民主主義への冒涜である。民主主義は議論討論が前提であるからだ。
「私は、あなたの意見には100%反対だ。何一つ賛成できない。しかし、あなたがここで意見をのべつことについては命をかけて守る」(ポルテール・フランスの啓蒙思想家、ロック・ルソーの後の人)、。安倍元総理はこの発想が欠落していた。
「熱くなりやすく冷めやすい」国民気質。自民党政権は多数の反対を押し切って国葬を強行しても国政選挙で負けるわけがない。と、高を括っている。私にはその様に映る。
以 上