人間は一人では生きていけない
人間は1人では生きていけない。だから、「孤立」は怖い。そして、穏やかな生活を願わない者はいない。
高齢になってつくづく感じる。「自信」の大切さを。他人と比較しない「自分は自分でいいんだ」という「自信」である。ういわゆる「自己肯定感」である。
自己肯定感の高い人は意見の違いを批判しない。そして、偶然持って生まれた才能を多くの人のために使う意識が高い様だ。
ところで、役割分担の発想が弱く、内面的価値、つまり愛情、共感、信頼を軽視する社会風土が人を孤立に追い込んでいないだろうか。この社会風土を支えているのが優生思想的発想である。
私は、お互いにリスペクト(尊敬)を持つ社会を目指したい。その為には、役割分担の発想と内面的価値を重視したいと考えている。
「人は、年を重ねただけでは老いない。理想や情熱や希望を失ったときに、初めて老いがくる」。体力は年相応に落ちてくる。しかし、理想、情熱、希望はいつまでも持ち続けたい。
目指すは、「成功することは素晴らしい、成功しなくても成長することはもっと素晴らしい」。この先穏やかな生活が待っている様な気がしている。
以 上