思い出す小学校時代

  腰を痛め八甲田山春スキーに行けなくなって久しい。最近、運動不足解消のため、新青森陸上競技場周回走路を利用している。クロスカントリーポールを使用してのウォーキングである。
  とにかく競技場が立派である。客席は陸上国際大会開催可能な約2万895席(車いす用を含む)を備えているという。ロッカー室は広く綺麗。トイレは日に何回清掃しているのだろう。これまたピカピカとても綺麗である。加えて、入場受付は競技場に相応しく親切、丁寧な説明と笑顔。そして、周回走路利用料1時間100円。
  フィールドを観ながらウォーキングして思い出す。それは、青森市立浪打小学校時代クラスにいた二人のランナーである。二人は後に青森県高校陸上競技最高記録を塗り替える快挙を成し遂げる。一人は短距離(100メートル・200メートル)、もう一人は中距離(800メートル・1500メートル)である。春、秋の運動会リレーは6カ年無敗であった。二人とも鬼籍に入った。
  一周543メートルを一周、ストレッチを加え帰宅する。運動としてはわずかなものだ。しかし、体の調子がいい。頭の調子もいい。また、二人を思い出すのも元気をくれている様でうれしい。