新型コロナウイルス感染拡大に立ち向かう医療従事者に感謝
医療体制逼迫の様子が連日報道されている。医師、看護師、事務方のスタッフが我が身を顧みず奮闘している姿が伝わってくる。
一方、これに対する市民に尊敬の念が薄いのでは。そればかりか、差別に近いものを感じることがある。これは、障がい者に対する差別とも重なる。つまり、無知・偏見・不安による差別である。もし、障がい者になったら。もし、コロナ感染者になったら。という想像力の低さは残念である。
確かに、排除の論理で保身を図ろうとするのは楽かも知れない。しかし、コロナ禍は「不安」に打ち勝つ心の強さを試している様だ。その為には、「感情」を大切に「個性」を磨くことが求められている気がするのだ。これは、教育の力に待つところが大きいと考える。
私は、教育の原点は「自律心」の醸成にあると考える。ここは教訓と感動の宝庫である。強い心を鍛えるには格好の場所である。
新型コロナウイルス感染拡大に立ち向かう医療従事者の姿は、人の感情に響く。感謝と激励のエールを送りたい。