小・中・高生の自殺に思う


  報道によれば、小・中・高生の自殺が増加傾向にあるという。私は最も大きな原因は「孤独感」とみています。
  まず、次の言葉をご覧下さい。
  「子どもは受け入れて貰ったと感じることで、初めて優しい気持ちや生きる力が生まれる」(出典不詳)。得心です。
  私が「子どもに向き合えない親達」〜大人の聴く力は子どもの自律心と自信を育む〜というタイトルで講演活動を始めたのは2002年です。回数は100回を超えます。
  ところが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、講演活動はままならぬ状況です。そこで若いお母様方へ提言です。
  「寄り添う力」を鍛えましょう。その為に「聴く技術」を身に付けましょう。「聴く技術」は想像力が物を言う世界です。確かに、私達は書く・読むは訓練されてきました。しかし、話す・聴くという技術は殆ど教わることはありませんでした。

  以下は、「子どもが育つ魔法の言葉」(ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス/石井千春訳/PHP研究所)からの転用です。

  ・励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる。
  ・守ってあげれば、子どもは強い子に育つ。
  ・褒めてあげれば、子どもは明るい子に育つ。
  ・認めてあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ。
  ・子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子どもに育つ。