聾の孫に期待
聾学校へ通う孫が中学部3年の時、県教委「青春の一冊」コンクールで優秀賞5人に選ばれた。これは素直に嬉しい。聴覚障害のある子ども達は健常者に比べ自己実現、つまり、言論活動を通じて自己の人格を発展させることはより一層大事なことと考えるからだ。
コンクールは若者の読書離れに歯止めをかけることなどを目的に、県教委が主催。同世代に勧めたい本を選び、その理由を文章にまとめて貰ったものだ。中学生は21校から864点の応募があったという。
孫には、弱者に寄り添える人間に成長して欲しいと願っている。その為には、自信を身に付けることはとても大事なことである。その手段として、「自律心」を醸成。自己実現を図る。この様な学びを通じて、人権尊重の精神、人権侵害に立ち向かう勇気を培って欲しいと願っている。
無知・偏見に晒されながら、空手道場へ通って6年になる。初段を目指して頑張っている。嬉しいことは、他人と比較しない「自信」が身に付いてきているこどだ。