偶然与えられた才能
不世出と評される伊藤塾塾長・弁護士伊藤真は以下の様に述べている。(出典不詳)。この世に生まれた際は、どんな才能が与えられるかは、全くの偶然であり、単なる役割分担に過ぎない。人は才能があるから偉いのではなく、その能力を多くの人のために使う努力を惜しまないからこそ尊敬されるのだと思う。
17年夏の甲子園主将、強盗致傷で逮捕。東大出官僚、損得のために「忖度」。偶然持った才能を活かせないという点では共通。
高齢になった今、次の言葉がとても響く。「人は、年を重ねただけでは老いない。理想や情熱や希望を失った時に、初めて老いが来る」。
長寿社会、しかも不透明、不確かな時代である。偶然与えられた才能を人のために使う努力を続けていきたいと思う。
「成功することは素晴らしい。しかし、人間成長することはもっと素晴らしい」。淡い光が差し込む夕暮れのひと時、こんな言葉に酔いしれた。
以 上