もって生まれた才能は偶然

 不世出と評される伊藤塾塾長・弁護士伊藤真は塾生に次の様に語りかける。「この世に生まれた際は、どんな才能が与えられるかは全くの偶然であり、単なる役割分担に過ぎない。人は才能があるから偉いのではなく、その能力を多くの人のために使う努力を惜しまないから尊敬されるのだと思う」。
  「エリートとは、自分が持つ能力や才能を人のために使うことが出来る人をいう」。
  だとすれば、学力、学歴、経済力などは全く関係なく、誰にも実行できるのでは。逆境にある若人へ伝えたい。焦るな。しかし、目標を持とう「ゆっくりいそごう」。これは多くのノーベル賞受賞者を輩出するユダヤ人の格言である。
  逆境にある若人よ。エリートを目指せ、と叫びたい。

以 上