内面の価値に磨きをかける

   「塾生の皆さんには、法律の勉強を通じて内面の価値に磨きをかけ、高い志を掲げながら自分自身の価値を高める為に、真剣に勉強して欲しいと思います。それが、まだ見ぬ新しい時代に対応していく為に最も重要なことだからです」(伊藤塾・塾長雑感:2018年2月1日号)
  他人と比較し、「他人の評価」に頼って生きて行くのか。それとも「内面の価値」を磨いて生きて行くのか。勿論、選択は自由だ。しかし、前者の人生観では「不安」は絶えないことだろう。他人の評価は常に流動的だからだ。しかも、心の寂しさは「金」では埋まらないからだ。
  憲法13条前段は「すべて国民は、個人として尊重される」と規定する。「個人の尊重」は「自己中心主義」「利己主義」とは違う。「お互い認め合う」ことである、と学んだものの実践は難しい。人に寄り添うことがなんと難しいことか。仕事として出来ても、私生活となると中々難しい。自分の価値観を優先させ、多様性認める精神を駆逐してしまうからだ。
  私は、初めて伊藤塾「塾長雑感」に触れたのは既に50歳を過ぎていた。後期高齢者になった現在、「内面の価値」の重要性が改めて心に浸みた。

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