あなたの「一票」が国の命運を決める

  政治を動かす有権者の「一票」。デモに参加する人、講演活動する人、講義する人、寄稿する人等、人それぞれ自分の分野で活躍する人達だ。でも、彼等にも「一票」しかないのだ。
  私は、何も行動はしないが、「考えること」からは逃げない。選挙時にはしっかり自分の考えを「一票」に託する。この様な人達が日本を蘇らせ、さらに異文化交流に貢献、世界平和の礎になる鍵を握っている様な気がしている。自民党の政党支持率が下がるのと連動して、無党派層が増えているという。であれば尚更のことだ。
  考える為に私達は、「安保法案」に関する自民党の「政治手法」をしっかり検証しておかなければならない。党の体質は一朝一夕では変わらないからだ。私は、次の4点について疑念を抱いている。
  @手続きの異様ずくめ
  A立憲民主主義に対する正面からの挑戦。
  B歴史に対峙する勇気の欠如。
  C国民を舐めきった発言の数々。
  これらをしっかりと記憶に止めておきたい。

  アベ政治に抗議する人、集団が「空気的大衆社会」「無党派層」をどれだけ魅了することが出来るか。国の命運に大きな影響を与える気がしている。
  以下、手続きの重要性と信頼の危険性について述べたものを紹介したい。

・次の文章はアメリカ合衆国連邦最高裁判所の判決の一部である。空欄に下の語群から選んで入れてみて下さい。
 (同じ言葉を何回使ってもよい)。

  権利章典(1689年)の大部分の規定が    を定めたものであることは、重大な意味がある。    による支配と    による支配との差異をもたらすものは    である。厳格な    的保障を固守することこそ    の下において平等の正義が行われることを保障する主要なものである。

 手続き ・ 法 ・ 恣意 

 
・「信頼は専制の親である。自由な政府は信頼ではなく、猜疑に基づいて建設される」。 これは、トーマス・ジェファーソン(第三代アメリカ合衆国
 大統領)が述べたものだ。

                                                                                   以 上