T.ワークショップその2(平成22年11月12日)・意見交流編
 各学年発表後、意見交流を行ないました。学年を越え、大変活発な意見が飛び交い、参加した保護者
の方々や協議会員も驚くほどで、子どもたちがたいへん頼もしく思える意見交流になりました。

1.環境公共について
  西北地域県民局地域農林水産部 坂 本 水利防災課長

 最初に、西北地域県民局地域農林水産部の坂本水利防災課長より、「環境公共」について資料を用い
ながら、説明していただきました。

2.意見交流
 
コーディネーター:水土里ネット青森 農村活性化・農村環境整備センター 成田主査
意見交流については、コーディネーターとして、本協議会事務局の水土里ネット青森成田主査が進行し
ました。コーディネーターが先程の各学年ごとの発表内容について、改めて児童のみなさんに質問をし、
回答する手法にしました。

 
生き物のためにも、人の ためにも、やさしい水路をつくる ように、自分たちの考えたものを 丁寧につくりあげればよいのでは。


あまり使われていない場所には 植物を植えるようにして、 魚や昆虫などの生き物が 住みやすい環境をつくっていくと、 絶滅危惧種も次第に増えていく のでは。
薄市川に色んな生き物が いっぱいいると、アピールすれば どうか?
買い物に行くとき、 バッグ、レジ袋を もらわない。
買い物をするとき、トレイ などない、バラのものにかえれば ごみが減るのでは。
 
レッドリストの生き物を守るため、 家庭の洗剤の量を減らしたり、 洗うものを汚れをあらかじめ とっておいたり、食べ物を残さ ないようにして、生活排水を 川に流さないようにすればいい。


4.高根地区環境公共推進協議会会長のお話
  代理 西北地域県民局地域農林水産部 山 田 農村整備調整監

本協議会会長が所用のため、西北地域県民局地域農林水産部の山田農村整備調整監より、まとめの
あいさつがありました。
 知らなかったことがいっぱいあり、子どもたちのいろんな意見に感動したことや、環境を少しでも良く
する気持ちの大切にし、地域を守っていただきたいというお話をいただきました。
 また、今日の意見を参考にし、少しでも生き物にやさしい水路というものをつくっていきたいということ
でした。
自分で飼っている生き物を 自然に帰さないで、最後まで 飼えばいい。
 
 あいさつを述べる山田農村整備調整監
   
 環境公共について説明する坂本課長  コーディネーターの成田主査

5.合 唱(参加者全員)

 最後に、参加者全員で『もみじ』を歌いました。伴奏は、校長先生が特別に演奏してくださいました。
 とても素敵な時間を過ごすことができました。
内    容
質  問 返  答
うらぎりひょうもんとはなに? オレンジに点々のついたちょうちょのこと。
ごみを減らすにはどうすればいいか? まず、家族のみんなにごみを減らすことを教えて、声をかければいい。
どうして、汚い川や湖に魚がいるのか? 汚いところでも住める生き物もいるから。
アルカリ性、酸性の意味は?  味でいうと、アルカリ性は苦く、酸性はすっぱい、中性は、ちょうどいい。 

3.その他に・・・・

少し土手から離れたコンクリート をたてて、生き物がいるスペース、 植物のスペースを分けてつくれば いいのでは。
いらない道路などをつくらずに、 木などを植えればいい。

など、多数意見がありました。

workshp2h.htm へのリンク
各学年からの発表編へ

Q1.3年生の皆さんは、川を調べたということですが、薄市川のいい意見とごみ等の意見も出ま
した。どのようにすれば、ごみが少なくなると思いますか?

ごみ捨ては、ダメということを 再度、呼びかける。

Q2.4年生の皆さんは、ごみ拾い等して、ごみについて色々調べました。ごみをどうすれば減ら
  せるか、一人ひとりがどうすればいいでしょうか?

リサイクルできるものは公民館などを ストックヤード(一時保管場所)にして もう着れない服は、お下がりにしたり して、行なえばいい。
生ごみだって肥料になる。 リサイクルできるものは、 リサイクルする。

Q3.5年生の皆さんは、導水路について、PHやCODを計ったら平成17年より5倍増えたという
  ことでしたね。また、生き物調査したら、ワンドをつくる必要があるということですが、どういう
  かたちのワンドにしたいというのはありますか?

Q4.6年生の皆さんは、レッドリストを分野ごとに調べましたね。協議会としてもたいへん参考に
  なりました。川と植物について、少なくなっているものについて、どのように守っていけばいい
  ですか?