■説明にあたっての条件 |
1.当社販売の75LPIのレンチキュラーレンズを使用します (60LPIの場合は、数値を変えて計算してください) |
2.作る大きさはインチ単位で整数値にします(3×2インチなど) (プリンターの解像度がインチ単位なので、大きさをインチ単位の整数値にすると結果がよいようです。端数にすると細かいずれが生じることがあります。インチ単位にしてもずれることがあるかもしれません。大きめにつくって切断するときれいにできます) |
3.striperそのものの操作については、サポートできません。 (当社と(株)ティプス様はいっさい関係がありません。そのため、この場合はどうしたら・・・、などについてもお答えしかねます。当社で販売するレンズを使用した場合について、作成方法のアドバイスをするだけです) |
■2つの画像を使ったチェンジングと3D (完成品は横3インチ 縦2インチ) | |
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1.元画像を2つ用意します。大きさは次になります。 2.左図のように設定してください。 3.適用をクリックして、画像の一番上を選択して表示すると、縦にぎざぎざがある画像がでます。 4.印刷をクリックします。用紙は写真画質の最高のものを使い、印刷の設定も最高の画質にしてください。 5.印刷が終わったら、レンズを貼り合わせます。剥離紙をつけたまま、しっかりあわせてクリップなどで固定し、裏面の剥離紙の一部を接着してから、全体を接着するとうまくいきます。 |
■考え方 (60LPIの場合は、数値を変えて計算してください) 大事なポイントは、レンズの幅です。レンズは1インチに75本あります。この場合は、2枚の画像なので、 75線×2枚=150LPI とするとうまくいきます。 同様に3枚の画像なら、75×3=225LPIにします。その場合は画像のpixel数が変わります。計算式は 75線×3枚×5pixel×3インチ=3375pixe(横) になります。縦は2250pixelです。 |
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切り替わる時は、2つの画像が重なってみえます |
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はっきり言って、商売にできるかな、、と思ったくらいの品質です。実際、100枚くらいなら手作業でもできるので、何かの記念に作って販売することも可能だと思います。アイデアしだいで、新しいビジネスになるかもしれません。 このような2Dのチェンジングは比較的簡単です。一度設定ができれば、どんどん作れると思います。 |
■4つの画像を使ったチェンジングと3D (完成品は横3インチ 縦2インチ) | |
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1.元画像を4つ用意します。大きさは次になります。 2.左図のように設定してください。 3.適用をクリックして、画像の一番上を選択して表示すると、縦にぎざぎざがある画像がでます。 4.このまま印刷してもできません。完成した画像をいったん保存して、PhotoShopなどの画像ソフトで開きます。解像度の設定を3600dli/3inch=1200dpi、横3インチ、縦2インチの画像に変更します。その状態で印刷してください。 5.できたものをレンズに貼ると完成です。 |
■考え方 (60LPIの場合は、数値を変えて計算してください) レンズの幅ですが、2枚の時と同じように設定すると、striperの線数は、 75線×4枚=300LPI となって、ソフトの処理範囲を超えてしまいます。そこで裏技?を使います。ようするに期待する線数ができればよいので、解像度を低くして作って、画像処理ソフトで解像度を上げて印刷するという方法です。上の設定は、本来3インチの画像を5倍にして15インチの画像にしています。つまり解像度を1/5にしています。ここで、本来のレンズは75LPIですから、使用レンズをその1/5の15線として計算すればよいのです。ですから、striperのレンズの幅は、 15線×4枚=60LPI になります。こうしてできた画像は、先に書いたように、本来の画像の1/5の解像度ですから、画像処理ソフトで本来の解像度に戻してやればよいということになります。 このようにすれば、たくさん画像を入れることができます。いろいろ計算して試して見てください。ちなみに、使用する画像枚数は、多いほどきれいにみえますが、プリンターの解像度を越えると無理ですから、限界もあります。また、画像サイズが膨大になって、処理に非常に時間がかかりますが、十分クオリティの高いものができます。 |
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■微妙にずれている場合 レンズのピッチが微妙にずれていることがあります。印刷時に97%程度に縮小するときれいになることもありました。プリンターによっても微妙に違うらしいので、プリンターの詳細設定で、拡大・縮小率を少しずつ変えて実験してみてください。ぴったりあえば、かなり鮮明にできると思います。 |