2002年10月から、立体ねぶたを作る講座に通っています。
ただ今3作目が完成しました〜!
一作目.二作目の完成品は下の方にありますので、ご覧下さいね(*^ー^*)
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3作目完成です!
制作過程は、いつもと同じです。
今回は前回とデザインも違い、また迫力が増したと思います。
明かりを入れない状態
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明かりを入れた状態
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なかなかの男前じゃ〜!!(笑)
目がやけにハッキリすると思ったら、
今回、目の下に「クマ」を入れるのを
忘れました〜。
普通女性なら、メイクでクマを隠すところですが、
ねぶたでは、迫力を出すためあえてクマを入れるんです。 |
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今回こだわった点は、
「衣の柄」と「縁の飾り紙の柄」を
合わせたことです。
縁飾りもねぶた全体の印象にかなり関わってきます。
今回は、1.2作目とは違う
大人っぽい紫です。
衣の柄は、「雲」です。
ロウと墨のグラデーションで
雰囲気を出しています。
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3作目にもなると、ロテンの入れ方に
色気(?)も出てきました。 |
という事で、無事に3作目完成です!
このねぶたは、な、なんと制作日数6ヶ月でした。
今回の先生から出された課題は紙貼りや骨格作り、すべてにおいて、
「丁寧に作る」という事でした。
3回目にもなると、骨格の段階で、「ここに、ワイヤーを一本入れた方が
紙が貼りやすいのではないか?」など、先を予想する事ができました。
これも「成長」と呼べるのかな?(笑)
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2作目
完成しました〜。
下の方に感想もありますので、それもご覧になって頂ければ嬉しいです(*^ー^*)
明かりを入れない状態
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明かりを入れた状態
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完成までの道のり・・・
※骨格作りと紙貼り作業※
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2作目となる今度のねぶたは、前回とサイズは同じながら、前回の反省点をふまえて、「もっとかっこよく仕上げる!」がテーマです。
その為にまず注意することは、顔と体のバランスを取る!と言うこと。また色を綺麗に仕上げると言うことです。
前回はどう見ても、頭でっっかち・・(苦笑)
顔だけがぐいっと前に出ていてバランスがイマイチです。
今回はその点に注意して、小顔の上品な顔作りに励みます。 |
墨の匂いにマロンも興味津々ですが(笑)
前回とのデザインの違いは、腕が上にあることです。
見て下さいな〜。この小顔で上品な顔立ちを
(笑)
体とのバランスが上手い具合にとれたと思います。
え??顔は誰が描いたかって??
それは、聞かないでおくんなましぃ〜。(爆)
今回も先生に泣きつきました。ハイ・・・
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※墨入れ※
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※ロウ書き※
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墨入れが済んだら、今度は、目の中にブルーのグラデーションを入れます。
また目の下にはクマを描き目にパワーを与えます。
口の中もグラデーションにします。
ノーズシャドーも入れます。(メイクみたい 笑)
この目、目の下、口の中の色が済んだら、今度は、ロウを熱で溶かしそれを他の色がにじまないように、色止めの為に塗っていきます。
また、衣の点々を付けます。
この点々が多いと光を付けたときに明るく見えます
この作業は頭が痛い・・・ロウの溶けた匂いを想像してみてください〜(苦笑)
その中で何時間も作業をするのです・・・
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ついに完成〜♪
ロウ書き作業をすると後は色づけ。
ロウのお陰で色止めになり、にじみも
防ぎます。
今回は、これからの季節夏に向けて、渋い緑、紫など 涼しげな色を使っています。
本物のねぶたでも、紫はとっても目立ち綺麗に発色します。その為紫は是非とも使いたい色でした。
今回ねぶたの下に余白部分を持たせることにより奥行きが生まれバランスがとれました。
一作目と比べると違いがわかると思います。
今回は左下に名前を入れました。
※ぼかしてあります。
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明かりを入れる瞬間は緊張の一瞬でございます
(笑)
色が上手く発色しているか、色むらは無いか?
グラデーションが上手くいっているか?などなど、チェック項目が一杯あるのです〜。
さてさて、前回のねぶたは
「中尾彬風ねぶたの先生似」に仕上がったわけですが、今回のこの面長な感じは・・・
うちのダンナさんにそっくりでございます〜。
うふふ。
うちのダンナさんは典型的津軽衆の顔でゴザイマス
(* ̄m ̄)プッ
※でも、こんな恐い顔はしていませんよ!
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制作を終えて・・・
今回も3ヶ月もかけてこのねぶたを完成させました。こんなに手間暇をかけて仕上げる意味ってなんだんでしょうか〜。
紙貼り作業ではいつも辛くて挫折しそうになります。でも、やっぱり完成して明かりが灯った瞬間。この感激を味わいたいばかりに、ついつい頑張ってしまうのです。
最初は何人も生徒がいたこの講座・・・
2作目が完成する頃には、生徒がたったの二人になってしまいました。
(しかも二人とも女性・・・苦笑)
みんな途中で挫折していくのです。
この感動を味わうことなく辞めていくのってかわいそう・・・また中途半端になったままの、ねぶたちゃんはどうなっているのでしょうか??等々よけいな心配をしてしまいます。(笑)
さてさて、これで終わったかと思いきや、またまた3作目に挑戦中です〜。
「しつこすぎ〜!!」と自分自身につっこみながら頑張っています。
自分でも呆れますが、本当にしつこい・・・途中で止められないの(涙)
実はこの3作目に突入する直前にこの講座が無くなるかもしれないという危機に面しました。
そりゃ〜そうですよね〜。生徒二人ですから・・・
しかしながら、私達の熱意(?いや、しつこさ)に負けたのか、先生も講座を続けて下さる事になりました(ホッ)
青森に住んでいて、ねぶたを見ることはあっても、作る事ができるチャンスがあるというのは、本当に素晴らしい事だと思います。
青森ってすごく田舎ですが、良いところも一杯あります。
特に参加する者、観る者の双方に感動と喜びを与えるこのお祭りに私は大きな誇りを持っています!
観る感動、参加する感動、そして作る感動。私は一つ多く感動を体験しているんだな〜と
感謝しながら、またまたがんばりま〜す!!
最後まで読んで下さってありがとうございました。
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一作目の作品です
一作目完成品(明かりを点灯したところ)
エピソード(日記風にまとめてあります〜笑)
※骨格作りと紙貼り作業※
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針金での輪郭作りが終わると ついに紙貼り作業に突入〜!!
これがまたすっごく難しいの・・・
まず、デリケートな和紙の取扱いがすごい。
和紙を触る前には必ず手を洗って、日に当てない、湿気が多いところには置かない、近くで焼き肉、揚げ物をしない(油によって色がのらなくなるからだそうです)。
針金で作った一つ一つのマスに和紙を貼っていくのですが、すっごい集中力が必要で、ボンドは絶対にはみ出ないように、皺が寄らないように、なるべく凹まさず立体に・・と様々な注意点を気にしながらやると、なんと1時間で4枚しか貼れない事に気づきました。
この写真ですが、3日でなんとかここまで進みました。
ねぶた作りは、当たり前だけど編み物よりも難しかった・・
本物のねぶたには、相当のお値段と時間と人の力が必要な事をつくづく実感ですぅ〜。
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紙貼り作業も無事に終わり、いよいよ墨入れに突入〜!!
最初は何がなんだかわからなかったモノでも、こうして顔が入るとそれだけで、かなりステキですっ。
絵もすご〜く上手いでしょう?!それもそのはず!
実はこれ、筆を持ってオロオロしている私をみて、先生が描いてくださったのですよぉ〜(ヤッター)
(*^▽^*)わーいっわーいっ。
最初は、先生が右半分だけ描いてあげるから左を自分で描きなさいとおっしゃったのですが、人が描いたモノを左右対称に・・・ってのも、なかなか難しいものです。
筆を持ったまま固まった私に、見るに見かねて描いてくださったのです。
私がこんなにも大喜びするのには、訳が・・・
だって先生のねぶたの作品、このサイズでウン十万もするんですよ〜!!
そんなすごい先生が描いてくださったねぶたのお顔はかなり貴重・・・って事になりますよね??
立体ねぶたは、男性が作ると自分の顔に似たねぶたが・・・
また女性が作ると、自分のダンナさんや彼に似たねぶたが出来るそうです(* ̄m ̄)プッ
骨格は先生のご指導の元、ワイヤーで私が作ったので、確かにうちのダンナさんに似てないこともないな〜と思っていたのですが、墨入れし表情が付いたこのねぶた・・・
そうです!先生にそっくり〜!!(爆)
でも、こんなに恐い顔はしていませんよ。
そうね〜、中尾彬みたいな感じかしら(あら?フォローになってない?)
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※墨入れ
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※ねぶたに色が入る※
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やったー!ここまで進みました!"やっぱり色が入ると全然違う!すっごいステキ!
きゃぁ〜〜(≧▽≦)"っと一人興奮気味の私です〜。
まあ、肝心な所は先生が手伝って下さったので、私一人の作品とは言えませんがねえ・・・
でも、最初からあんまり上手くいっても、先生に申し訳ないでしょっ(なんちゃって(* ̄m ̄)プッ )
点々の模様は色止めにも使ったロウで付けています。
また目の中や歯にもロウを塗っています。
これによって、光を入れたときにキラリと光るらしいです。
まだ顔ま真っ白けですね・・・来週顔を仕上げて、回りの紙貼りをもう少しととのえると・・・やーっと完成です!
頑張るぞ!!
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3ヶ月間に及ぶ制作活動の末、
やっとねぶたが完成となりました〜!
わぁ〜〜〜〜ぃぃ(≧▽≦)
段々難しくなるにつれて、本当に完成するんだろうか?
私に出来るんだろうか?と不安ばかりでしたが、
こうしてHPで「ねぶたを作る!」って宣言した以上は、
やっぱり完成させないとかなり恥ずかしぃ〜。
そして、頑張ったかいがありました〜。
教室で点灯した時は、感激で自分の作品に思わず拍手〜(笑)
(^-^)//""パチパチ(笑)
こうして制作途中の写真を比べると、やっぱり段々に良くなっていくのがすごくよく分かります。
モノを作ってこんなに達成感を味わうのは、本当に久々かも・・・
ニットを作っているモノとしては、こんなんじゃダメですね〜(苦笑)
これからは、ニットにおいても、この達成感を味わえるような作品づくりをしなきゃいけないな・・・と思っております。
これは点灯前の写真です。
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※ついに完成だ〜※
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