こちらは、「毛糸だま」に連載していただいているの作品の特集コーナーです。
※作品はすべてオリジナルです。
デザイン・アイデアをコピーし、無断転用・転載 並びに譲渡・販売を禁じます。


photo/2010/10/24up

「毛糸だま」2010年春号 掲載作品

「パステルカラーに染まるアニバーサリーケーキ」

2010年から「毛糸だま」(日本ヴォーグ社)の扉のページ(1ページめ)
「Season's greetings with Knitting foods」
このコーナーをわたくし、藤田智子が担当させていただきます。

毎号、食べ物にちなんだ、
季節感あふれ夢のある作品を紹介させていただきたいと思います。

記念すべき第一号の作品は、
「パステルカラーに染まるアニバーサリーケーキ」
でございます。


マカロンタワーの乗った豪華なケーキです。
掲載されているとおり、35センチくらいの高さがありまして、
結構大きいのです(^-^ )
大きさなども想像しながら、是非ご覧頂きたいと思います。

 

ケーキのトップに乗っているスパングルのハート、
スパンコールが重なってくっついてくるので、
とても編みにくかったです〜(^_^;)

 

 



photo/2010/10/24up

「毛糸だま」2010年夏号 掲載作品

「サマーフルーツ on the パイナップルボート 」

今回の作品は夏の青い海と白い砂浜をイメージした編み地に、
色とりどりの南国フルーツをトッピングした、
パイナップルボートを作ってみました(^-^ )

パイナップルの他、イチゴ、キウイ、スイカ、
カッティングアップル、ブルーベリーなどお馴染みのフルーツの他、
ライチやブラックチェリー、スターフルーツなども乗っているのですが、
見つけられましたか?(^-^ )

コラムにも書いたとおり、今回は、色選び素材選びにとても苦労しました。

このような、色んなフルーツを寄せ集めるときには、
「陰」も計算に入れて作品を作るという事を学びました。

そんな苦労話もちょこっと意識して作品をご覧頂けたら幸いです(^-^ )

 

 

 


photo/2010/10/24up

「毛糸だま」2010年秋号 掲載作品

「きのこの森」

大きなキノコは、
葉っぱでできたブランコで遊んでいる妖精の「お家」という設定です♪
周りには小さな河が流れ、これまた小さな橋も架かっています。

秋の森の独特の湿っぽさや、こんもりとしたニオイ。
そんな雰囲気を表現するのに、
「苔(こけ)」っぽい糸を探すのにとても苦労しました。

苔で湿度感を出し、その反面、落葉を踏むとカサカサっとした音がする…。
そんな場面を想像して欲しいな〜と思っております。

 

 

 

 


photo/2010/10/24up

「毛糸だま」2010年冬号 掲載作品

「お菓子の家のカルトナージュ」

今回の作品は、な、なんと、
ニットの「カルトナージュ」作品となっております。

カルトナージュとは、フランスの伝統工芸で、
布と紙を使った箱作りのことですが、
布の部分をニットの編み地に変えて製作しました。

箱をすべてニットの編み地でくるんでおりますので、
箱の厚みの分を差し引いて、
さらに編み地の厚みも計算にいれて、編み地を製作します。

その計算をきっちりしないと、箱のサイズと編み地のサイズが合わずに、
たわんでみっともない箱になってしまうんですね。

その前にまずは、カルトナージュの基本となる
「箱づくり」から開始しなければなりません。


何もかもがはじめての製作でしたので、とても大変でしたが、
思い入れのある作品となりました。

お菓子の家の屋根部分がパカッとはずれて、
小物入れ(結構大きい小箱です)となっております。

また、奥のツリーの煉瓦部分も小さな小箱になっております。

家の壁のデザインも、もちろんすべての面で変えております。
どんなデザインになっているかは、是非「毛糸だま」でご確認くださいね。

 

 


photo/2011/5/2up

「毛糸だま」2011年春号 掲載作品

「ハンバーガーのお花見弁当」

ハンバーガー自体がお弁当箱になっているという、
今回もカルトナージュ技法を使っての作品です♪

さて、毎回、メインの作品とともに、
フレームの意味も込めて、
作品の下に敷く編み地も製作しているのですが…

今回は、「満開の桜を見上げた時」
をイメージした編み地をつくりました。

満開の桜からこぼれる空の青と光。
日本人なら誰もが好きな光景ではないでしょうか?(^_^)

写真では見えにくいかもしれませんが、
すべての花にスパンコールとビーズで飾り付けしており、
光があたると繊細に輝くように製作しております★

 

 

 

 

 

 


photo/2011/5/2up

「毛糸だま」2011年夏号 掲載作品

「トラックに積まれた夏野菜&フルーツ」

「毛糸だま」150号の記念号という事もあり、
トラックに150とうナンバープレートを乗せての発進です。

 

堅くてパワフルなトラックが、
みずみずしい夏のフルーツを引き立てています。

畝を表現した畑のフレーム
(下に敷いている編み地)
の模様にもこだわりました。


吹き出る排気ガスも密かなこだわり…♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


photo/2012/3/1up

「毛糸だま」2011年冬号 掲載作品

「ケーキのメリーゴーランド」

 

赤いプレゼントボックスを開けると…

 

ジャーン!!

 

箱が大きく開き、中からチョコレートケーキのメリーゴーランドが
出てくる迫力のある作品に仕上がりました。

箱は、開いたときに作品を彩るフレームの役割もしています。

 

屋根の部分はアフガン編みの引き返しで。
この屋根の角度が結構重要で、メリーゴーランドらしい角度ってのがあるのですよ!

ケーキ本体はチョコレートソースの部分はクンスト編みで編んでいます。

屋根と土台をつなぐ、大黒柱(?笑)の斜めの模様で
メリーゴーランドがぐるぐる回っている様子を表現したのですが、
効果が出ているでしょうか?


屋根もケーキも、すべてカルトナージュ技法で土台を作ってから
編み地を被せているという形です。


馬の体を支えている棒は、実は棒針なのです〜。
ウッドビーズに棒針を通し、天井からケーキ本体の土台へと貫通させているのですが、
これが一ミリでもずれると、屋根から土台、馬、すべてがずれてしまうので、
本当に本当に設計が大変でした。

 

 

 

 

 

 

 

 


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