photo/2010/10/24up
「毛糸だま」2010年冬号 掲載作品
「お菓子の家のカルトナージュ」
今回の作品は、な、なんと、
ニットの「カルトナージュ」作品となっております。
カルトナージュとは、フランスの伝統工芸で、
布と紙を使った箱作りのことですが、
布の部分をニットの編み地に変えて製作しました。
箱をすべてニットの編み地でくるんでおりますので、
箱の厚みの分を差し引いて、
さらに編み地の厚みも計算にいれて、編み地を製作します。
その計算をきっちりしないと、箱のサイズと編み地のサイズが合わずに、
たわんでみっともない箱になってしまうんですね。
その前にまずは、カルトナージュの基本となる
「箱づくり」から開始しなければなりません。
何もかもがはじめての製作でしたので、とても大変でしたが、
思い入れのある作品となりました。
お菓子の家の屋根部分がパカッとはずれて、
小物入れ(結構大きい小箱です)となっております。
また、奥のツリーの煉瓦部分も小さな小箱になっております。
家の壁のデザインも、もちろんすべての面で変えております。
どんなデザインになっているかは、是非「毛糸だま」でご確認くださいね。
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