いよいよ新しい世紀が始まりました。この難値難遇の節目の秋(とき)、雲祥寺では「奥津軽大観音」
を造立するという発願を立てました。思えば過ぎ去った20世紀は戦争の100年であります。愛する夫、愛する妻、そして・・愛する子を大勢の方々が失いました。新しい100年が今始まりました。この世紀を平和と安らぎの100年とするべく悲願を込めてこの造立を決意
した次第です。
世情の変化は目覚ましいものがあります。以前は50年とか100年かかったことが、今では5年10年の単位で変っていきます。
目を家族に転じてみると、「イエ」の観念が希薄化し「個人」の時代が到来しつつあります。また、ボーダーレスの時代となり、
家族が日本全国にちらばっていることは特に奇異なことではなくなりました。そんななかで、先祖の墓を供養することが難しくなり
無縁塚も増えています。徐々に永代供養の必要性が増していることは否めない事実であります。この「奥津軽大観音」の基部は納骨・分骨ができるように設計
いたしました。宗派に拘らず、地域に拘らず・・太宰のふるさとで安らぎたいと思われる方はどなたでも永代供養を承ります。
雲祥寺住職 一戸彰晃
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