国重要文化財 (縄文時代の道具)

天を仰ぎ、一心不乱に力の限り深く祈る様子が伝わる土偶の秀作

合掌する土偶に関する資料
出土遺跡     風張(1)遺跡
           八戸市是川地区
出土遺構     竪穴住居跡内床面(15号住居)
時代        縄文時代後期後半
           (今から約3,500〜3,000年前)
大きさ       高さ   19.8cm
           幅    14.2cm
           奥行き 15.2cm
重さ         約   1,050g
体部文様     縄文(縄目:LRとRLの2種類)
           沈線文(線書き)
           刻み目(切り込み):首かざり表現
           刺突文(突き刺し):ボタン?表現
発見された年   1989年(平成1年)
国重要文化財  1997年(平成9年)6月30日

 土偶のほとんどは、住居跡の出入口から向かって北側の奥壁近くから横倒しのままで発見されました。
 左足だけは約2.5m離れた西側の壁近くにありました。
 土偶のほとんどが発見された場所近くの床面に、約20cmの丸い形に赤く焼けた跡がありました。
この焼け面は、土偶による儀式との係わりが想像されます。

この土偶にはオッパイやおなかの下に赤ちゃんが生まれ出るところが表現されており、女性を表現した土偶です。