ブックハロー
(こんにちわ!絵本)
   〜ブックスタート運動が全国的な広がりをみせています〜

ブックスタートとは?

 赤ちゃんの体の成長にミルクが必要なように、赤ちゃんのことばと心を育むためには、暖かなぬくもりの中でやさしく語り合う時間が大切です。そうした時間を通して、赤ちゃんは人に対する信頼感や愛情を育んでいきます。そうしたひとときは周りの大人にとっても心安らぐ楽しい子育ての時間になります。ブックスタートは、そのかけがえのないひとときを「絵本」を介して持つことを応援する運動です。(詳しくはブックスタート支援センターのホームページをご覧下さい。)

ブックスタートの始まりは?
 ブックスタートは1992年に英国のバーミンガムで始まり、日本では2000年「子ども読書年」をきっかけに始まりました。

ブックスタートの内容は?
 ブックスタートは地域の保健センターで行われる0歳児検診の機会にすべての赤ちゃんと保護者にメッセージを伝えながらブックスタートパックに入った絵本を手渡す運動です。

ブックスタートパックの中身は?
 パックの中には、赤ちゃんにおすすめの絵本、赤ちゃんと絵本を楽しむ為のイラスト・アドバイス集、おすすめの絵本リスト、コットンバッグ、よだれかけ、子育て支援情報、図書館利用登録用紙などが入っています。
             野辺地町ブックハロー
 野辺地町のブックスタートは平成14年の5月から7ヶ月児の検診時に健康増進センターで保健師さん、子育てメイトさんの連携で始まりました。但し、ブックスタートは“きっかけ”となる絵本を手渡すことにも大きな意味をおいている運動です。まだ、絵本のプレゼント等が行われていない当町は、完全なブックスタートとは言えません。そこで、「こんにちわ!絵本」と言う意味でブックハローと名付けました。もちろん、「絵本の読み聞かせは赤ちゃんの心の栄養」というブックスタートの趣旨には大賛成です。 
 当町のブックハローは先ず、保健師さんより、7ヶ月児の子どもの発育の説明があり、育児上の注意点などが話されます。その後、図書館職員が絵本の読み聞かせの大切さや楽しさ、赤ちゃん絵本の選び方、おすすめの絵本の紹介などについて話します。
 この後、検診の待ち時間や終了後、子育てメイトさんと子育てサポーターさん、図書館職員が一組づつの親子に「いないいないばあ」などの絵本の読み聞かせやさらに図書館から持っていった本の紹介、絵本の相談にのっています。
 又、最近から希望者に貸し出しカードを作成し、本の貸し出しも行っています。
 最後に栄養士さんから7ヶ月児の食生活と注意点、離乳食の作り方などが話された後、離乳食の試食会が行われます。
 この7ヶ月検診は多くても13・4名、ハイハイやよちよち歩きが始まる他の検診とは違い、大変ゆっくりと時間が流れ、お母さん達もリラックスして参加しているようです。
 7ヶ月児にはまだ、絵本は早いのではないかと思っていたのですが、多くの赤ちゃんは「いないいないばあ」の絵本を見てなんとも言えない愛らしさで声をあげて喜びます。お母さん達も赤ちゃんの反応に驚いている様子です。
 うれしいことにブックハロー用にと図書館の赤ちゃん絵本の充実の為の図書券の寄贈や町からは、保健センターに設備する為の絵本の予算をつけていただきました。
 絵本も早く手渡せるようになりたいと思っています。