青森ひば・青森ヒバ油
ヒバ油の4大効果
ヒバ油の利用
当社のヒバ油取出装置

 

青森ひばとは・・・

日本三大美林の一つである青森ひばはヒノキ科アスナロ属の針葉樹で和名をヒノキアスナロといい、日本固有の樹種として樹齢200年を越すものが多く、現在でも1300万立方メートルもの資源量を誇っています。ほとんどが国有林であり、また成長率1%の天然更新であるため将来的にも毎年約10万立方メートルの天然青森ひばの供給が約束されています。青森ひばは湿気に強く、腐りにくい性質をもち、シロアリに非常に強い優れた建築材です。これらの防カビ・防腐・防虫効果の源になっているのが青森ヒバ油です。


青森ひば丸太

青森ヒバ油とは・・・

国有林から伐採された青森ひば材は製材所に運ばれ製材され、この課程においてオガ粉など廃材が製材量に対し約20%〜30%発生します。このオガ粉などの廃材を水蒸気蒸留して得られる製油を「青森ヒバ油」といいます。
「青森ヒバ油」は100kgの青森ひば材から僅か1kgしか得られない貴重なものですが、青森県内では年間約80トンの青森ヒバ油と、ヒバ油の100倍近いヒバ留出水が生産されています。
また青森ヒバ油中には、天然物としては極めて優れた抗菌性を有する成分「ヒノキチオール」が約2%含有していることから医療、農業、食品など多分野において利用研究が進められています。

 

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