苗木造り作業です。
りんごは種子を蒔いても同じ品種になりません。そこで接木をして苗木を造ります。
台木は日本古来の丸葉海棠が主力ですが、最近はわい化性質のある台木が使用されるようになりました。
このわい化台木は主として欧州で発展したものですが、最近になって繁殖性の高い丸葉海棠と交雑した我が国独自のわい化台木も出てきています。
外国では苗木は専門の業者から購入することが多いみたいですが、当園では少しでもコストを下げるために少量ですが苗木作りもします。
この画像は、新台木のJM台にりんご試験場が育種した新品種を接木しています。
常に新しい挑戦を続けて、次代にりんご園を継続させるために頑張っています。