雪が消えると、剪定した枝片づけが始まります。
以前は、この剪定枝は殆どが家庭の暖房用になったものです。りんご園の面積が少ない人たちは、競って枝を集めに来たのも、昔話です。
今は農村も暖房の主体が灯油に変わり、剪定枝は無用の長物として焼却されることが多くなりました。
当園ではせっかく植物体が造ったものを焼却するのはもったいないと思い、チッパーと呼んでいる機械で細かくしてりんご園に還元しています。
少しでもりんご園の土壌が自然に近い状態なるのを期待して。
(2020.04)