令和4年度年度通常総代会挨拶

 

 令和四年度通常総代会を開催するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
 総代の皆様におかれましては、日頃より本土地改良区の運営に対し、格別のご理解とご協力をいただき、衷心より御礼申し上げます。

  
  本日は、中泊町濱舘町長様、東北農政局津軽土地改良建設事務所の南所長、東北農政局津軽北部二期農業水利事業建設所の藤田所長、十三湖農地防災事業建設所の伊藤所長には、大変お忙しい中、ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。

 現在、役員総代の方々に協力頂いております。国営事業並びに県営事業の計画変更同意徴集状況でありますが各集落別に9割を超える同意率であり、徴集中の集落もありますが全体では78%を超える状況でございます。

 さて、国は、農林水産業の持続可能な成長と食料安全保障の確立を推進するため、農業農村整備事業に必要な予算として、令和五年度当初と、令和四年度補正を合わせ、六千百三十四億円を計上しているところです。

具体的には、農地の大区画化や畑地化・汎用化、農業水利施設の適切な更新・長寿命化、ため池の防災・減災対策、集落排水施設の整備等に取り組んでいくこととしています。一方で、近年の土地改良区を取り巻く環境は、今後とも懸念される電気料金の大幅な高騰や畑地化促進事業など、時代の変化に対応できる組織運営の体制強化が求められているところです。
 適応力のある「力強い農業」の実現に向けて、農作業の省力化や生産コストの低減を図る農地の大区画化、高収益作物への転換を可能とする排水改良や暗渠排水など、水田のフル活用に向けた基盤づくりの推進を強化してまいります。

 

 

  

十三湖土地改良区
  理事長 野上 憲幸