T.生き物調査(平成24年9月6日)
 今回は、薄市小学校5年生のみなさんと生き物調査を行ないました。
 先生、薄市町内会、下高根町内会、青森県、中泊町、水土里ネット青森、水土里ネット小田川の
皆様の多数ご参加いただきました。

1.開会あいさつ  野上会長
本協議会野上会長より今回の生き物調査について挨拶
生き物調査をした場所は、第4号承水路です。
 
・水質調査内容 薄市川、今泉川、第4号承水路の3ヶ所で、3種類の内容について調査しました。
  
  
1.PH (ピーエイチ)    酸性、中性、アルカリ性を判断します。
  2.COD(シーオーディー) 酸素消費量で水の汚れを判断します。
  3.DO (ディーオー)    魚類などが生きるための酸素量

 一人ずつ調査キットを使って、反応を見ました。  PHの値は、6.5〜7.0。中性でした。
CODの値は、8.0を示していました。
やや汚れています。
DOの値は、7.0。 清浄な水でした。
この値が低いと、水中の生物は住めなくなるよ。
水質調査の値については、PHは6.5〜7.0の差がありましたが、
3ヶ所の川ともほぼ同じ結果でした。見た目はいろいろ違いがあるかもしれないけれど、
ほぼ同じ水質だということがわかりました。
 

 
 (あいさつを述べる野上会長)
 
   
 カゴ網を引き上げ、子どもたちに確認してもらいます。  フナやナマズなど、たくさんの魚を確認することができました。
   
 子どもたちもタモ網を使って、がんばりました!  こんなにとれました!
   
 スジエビ確認!  みんなで、魚の種類を確認します。 
 
◎生きもの調査結果は、
 ・フナ16匹、コイ2匹、ナマズ2匹、ウグイ8匹、ドジョウ4匹、ウシガエル15匹、モツゴ2匹、タモロコ8匹、ウキゴリ1匹、スジエビ1匹、タナゴ1匹、モズクガニ7匹という結果でした。

2.生き物調査
・次に、生き物調査です!  
 調査方法と
しては第4号承水路に2日間、かご網やどじょうかご、ペットボトルで作った仕掛けです。

 

3.第8号排水機場の見学
次に高根地区の重要な施設である第8号排水機場を見学しました。
川よりも低いこの地域の排水を担い、大切な役割をもつことを理解してもらいました。

 

   
このポンプは、水位計のセンサーがついているので、自動的に動きます。   生活を支える8号機場へ、感謝の気持ちを込めて、「ハイポーズ!」
   
この大きな吐水槽から、田んぼや鳥谷川へ排水されます。 日本海より低いこの地域を守る重要なポンプ場であることを理解してもらいました。