私の居宅介護について
「これまでの経過」
 老人の介護なんて他人ごとのように考えていた私であったが、いざ自分がその立場になって見ると戸惑うことばかりであった。忘れもしない、今年の2月のことであったが、母の行動がおかしくなったと実家に居る妹から電話があった。それまでは、一ヶ月交代で姉の所、妹の所そして私の所と母の面倒を見ていたのであるが、いよいよ歩けなくなってしまったとの連絡があったのである。

 肉体的には問題ないのだが、痴呆が進み公共機関を使っての移動が不可能となり、私の居る弘前市や姉の居る青森市に行けなくなって、自家用車でなければだめになってしまったのであった。昨年の夏ころまでは元気で「物忘れ」が激しくなった程度で「普通に生活」できていたのであるが、88歳の誕生日を境に一挙に痴呆が進んでしまったのである。実家があるJRの駅までは行けても切符を買って弘前駅まで来れないのである。こうなれば長男である私が引き取るしか手段はないということになる。兄弟姉妹にも色々な家庭の事情があり、親の面倒は「兄」が見るものだということも手伝って、とうとう弘前市に住む私が母を引き取り「居宅介護」をすることになったのである。
「母親を引き取るための事務手続きなど」

まず、実家がある役場に行って妹から「母」だけを弘前市に転出させる手続きをする。
1.窓口に住民異動届を提出して弘前市への転出証明書をもらう。(転出前の10日以内)
  (母の印鑑と国民健康保険証を持っていく)
2.高齢福祉課に行って介護保険関係の変更の手続きをする。
  (母の介護保険証を持っていく)
※母が持っている屋敷の不動産税関係の請求先は自動的に変更してくれる。

次に、弘前市役所に行って転入の手続きを行う。(転入後14日以内)
1.市民課の窓口に行って転出証明書を添えて住民異動届をする。
2.高齢福祉課で介護保険の手続きをする。
3.国保年金課で母の国民年金と健康保険の手続きをする。
  (この場合、自分の健康保険証、母の保険証と年金手帳を持って行く)

後は、勤務先への届が待っている。
1.扶養手当の関係から母を扶養家族とすることの変更届を総務課に出す。
  (母の年金関係の書類を提出する必要がある)
2.自分の健康保険証関係の変更届を行う。(母を自分の健康保険に加える)
3.母を自分の健康保険に加入させたら、市役所の国保年金課に行って変更
  の手続きをする。(母の国民年金が免除になる)
4.年末の税金の申告書には母の扶養(同居老人)で変更があることを記載しておく。
そして、母の介護認定の手続きへ

1.まず、市役所の高齢福祉課や相談窓口などで自宅付近の「居宅介護支援事業センター」を紹介して
  もらうか、リストをもらう。直接、市役所へ自分で行っても申請はできるが結構手数がかかる。
2.リストの中から便利に利用できる支援事業センターを選び、電話で介護認定の代行手続きをしてい
  ただきたい事を伝える。
3.後日、付近の居宅介護支援事業センターから支援相談員または介護支援専門員のかたが介護認
  定に必要な書類などを持って訪問調査と関係の説明に来る。(相談と代行申請はすべて無料)
4.介護認定の代行申請が終わった後は、医師の意見書が必要となるので、あらかじめ、要介護・要支
  援認定申請書に記載した「かかりつけの病院」で診察を受けておくと便利である。
  できれば、脳波診断ができる病院が良い。前もって老人性痴呆か脳血管性の痴呆かの診断を受け
  ておくと後で役に立つ。
5.代行申請完了後、数ヶ月で市役所から介護度が書かれた「介護保険被保険者証」と健康手帳、老人
  医療受給者証が送られてくる。現在、申請の処理が遅れているので2〜4ヶ月程度かかるのが普通
  である。(正式な介護度の認定がおりる前でも仮認定でサービスを受けられる)
6.介護認定審査会で母の介護度がきめられるのであるが、最初の認定は「要介護1」であった。介護 
  度は六ヶ月ごとに見直されるので、その度に医師の診断を受ける必要がある。その後の再認定では
  「要介護2」と認定された。
7.介護支援専門員とどのようなサービスを受ければ良いかを相談した結果、「デイケアサービス」が適
  当であるということになった。要介護2であれば週に4回は利用できるとの事であった。
  現在は午前八時半にデイケアさんの車が家まで迎いにきてくれ、夕方の4時ころには自宅まで送り
  届けてくれるサービスを便利に利用させていただいている。

※居宅介護のためのサービスは色々あるので、自分の家庭の事情に合わせて利用すると良い。
※今の制度では「痴呆老人」の要介護認定は低く出ることが多い。身体が健康で歩ける事が多いためで
  あろう。頭脳の働きが低下している程度でも認定が高めに出るような制度に早く改善していただきた
  いものである。
 さて、母親を連れて来たのは良いのだが、困ったことに家の中にある全ての電灯スイッチ、床暖房システムのスイッチ、テレビやVTR、電気釜、給湯ボイラーなどありとあらゆるスイッチに触って「OFF」にしてしまうのである。2月の真冬日に床暖や給湯ボイラーのスイッチを切られたので寒くてたまったものではない。母に「なぜスイッチを切るのか?」と聞くと「電気代がもったいないだろう」と言う。
 その他にも、降った雪をきれいに片付けると何時の間にか庭先や道路に片付けた雪を散らかしているのである。「なぜ雪をばら撒くのか?」と聞くと「家の前にだけ雪があって大変だから」と言う。頭脳が痴呆になっていても身体は丈夫なものだから、何かしないと暇でたまらないからなのだろう。その他にも、
  • 家内がせっかく干している洗濯物を乾かないうちに取り込んでしまう。
  • トイレを使用したあと、水を流さない。便器の周りを汚す。
  • 食事をしたのを忘れてしまう。
  • 同じ事を数分おきに聞こうとするし、同じ事を何べんも繰り返して話す。
  • 外に散歩に出ると帰る道を忘れて迷子になってしまう。
  • スーパーに買い物に行くと調理済みではない生の食品を買い込んでくる。
  • 下着を何枚でも重ね着をしてしまう。ズボンも同じ状態である。
  • 自分の若いころの話や自分が生まれたころの実家の話ばかりする。
  • 14年前に亡くなった自分の夫の命日や何回忌なのかを忘れてしまっている。
  • 銀行預金通帳を自分で隠し、隠し場所を忘れて無くしてしまった、盗られたと騒ぐ。
  • それならばと私が通帳を預かることにしたのだが、翌日には無くなったと言う。
などがある。老人の特徴なのか、母の性格なのかはわからないが、なにか不祥事をおこしても決して謝ることはない。必ず言い訳や屁理屈を言うのである。自分の母親でも素直でないために腹が立つことが多い。
「ある日の会話(その1)」
私:なんで耳の後ろを掻いているの?
母:湿疹ができているから、かゆいんだよ。
私:そこは皮膚科に行って直っているはずだよ!
母:ん、直ったかどうかたしかめてるんだよ。

「ある日の会話(その2)」
私:どうして部屋を出るたびに床暖のスイッチをきるんだぁ?
母:誰もいないのに暖房をつけていてはもったいないでしょう。
私:いや、この暖房は温水を流して温めているのだから、スイッチをきると部屋が冷たくなって
  しまうじゃないか。24時間つけっぱなしでないとストーブと違って部屋が暖まらないの!
母:でも、人がいないのに暖房しているのはおかしいでしょうに。
私:だからぁ、床暖房だからスイッチを切ってはいけないのだぁ。電気代も暖房費も私が払って
  いるのだから、あなたはスイッチをきればだめなのぉ!
母:誰が払っても電気代はもったいないよ。

 というわけで「ハイ」とか「すみませんね」とか「そうですか」とは絶対に言わないのである。老人の頑固さというか、性格と言うかどうしようもないのである。今も母は自室の電灯スイッチと床暖のスイッチを切ったり点けたりしているのである。
「痴呆による異常行動への対策」
  1. 電源のスイッチを切ることへの対策として、テレビの電源スイッチやVTRのスイッチには同色のプラスチックのカバーを両面テープで貼った。
  2. 電灯のスイッチ関係は名刺の入っていたプラスチックのケースの蓋を利用して、スイッチパネルの上にカバーをして押せないようにした。
  3. 床暖房のスイッチと温度コントロールのパネルには、クレジットカードの有効期限が切れたものをコの字型に加工して触れられないようにした。
  4. 母が居住している部屋の床暖のヒーターのスイッチにはフイルムの空いたケースをガムテープで貼り付けて操作できないようにした。
  5. 雪かきの問題は雪かきの道具が見つからないように別な場所に隠した。
  6. 飼い犬を鎖から放す問題とトイレの水を流すのを忘れることに対しては「張り紙」をして注意を促している。(あまり効き目はない)
  7. お漏らし(失禁)の対策としては「紙おむつ」を使用した。(あまり付けたがらない)
  8. 貯金通帳は本人から取り上げないようにした。なくしたと言っても見つかるまで放置しておくこととした。母がそれを仕事にして部屋の中を一日中探しているからである。
  9. 母の部屋に専用のテレビを設置して、電源のオンオフやチャンネルの切り替えを自由にできるようにした。(それ以後、他のスイッチに触ることが少なくなった)
  10. 食事は淡白なものになるようにしている。何にでも醤油をかけて食べるので醤油は薄味のものにした。
  11. 母との会話はできる限り、静かに聞きくようにした。同じ事でもじっと我慢をして聞くことにした。大体が自分の実家と親戚関係の話である。
  12. 母の部屋の悪臭に対しては臭い取りのスプレーや洗剤を利用して対処している。

 母親の老齢年金受給額は年間30万(25000円/月)である。この金額で母の不動産税、介護保険料、デイケアセンターのサービス料金にあてている。その他の食費や医療費や衣料品はこちらの持ち出しとなっている。大正2年生まれの母はまだ歩けるので助かっている。
幸い、床暖房の関係で床はフラットでバリアフリーの設計であったし、トイレにも床暖パネルを貼ってあるので老人対策としては良かったと思っている。母が居る和室と居間の間に2センチ程度の段差がある以外は今のところ大きな問題はない。
 デイケアセンターに通所するようになってからは徘徊することも少なくなり、お風呂にも入って帰ってくるので大変たすかっている。それ以前は徘徊老人の典型的な行動をしていたものであった。
 今年の2月に母を引き取ったのであるが、もう10ヶ月も経過した。これまで母とは一月程度同居すればよかったのであるが、永久的に同居することになった子供たちは今でも戸惑いを隠せないでいる。私は自分の母親であるからいいとして、家内や子供たちは大変であろうと思う。子供たちが一番嫌がっているのは「老人特有の悪臭」である。

 月、水、金、土と週に4回デイケアセンターに通っているものの、母が居る部屋は独特な匂いが染み付いてしまっており異臭がするのである。老人用の紙おむつをつけているのだがたまに外していることもあり糞尿の匂いがするのであろう。おまけに、同じ話を毎日聞かなければならない立場に立たされ、たまの休みにはお婆さんの面倒も見なければならないとなれば子供たちや家内としては相当なストレスにさらされていることになる。

 要介護2の母は、デイケアセンターに通う以外は仕事がない。家に居るときはほとんど寝ている場合が多い。「食っちゃ寝」の毎日である。調子の良い日はテレビと会話をしているときもあるが食事の時間以外は寝ている。まだ、自分で着替えや食事ができるし、布団の上げ下ろしもできるし、トイレにも行ける。
「寝たきり老人」でないだけまだましだと思っている。しかしながら、元気な時の母を知っている私からすれば「どうしてこんなになってしまったのだろう」と考えることが多い。私の名前と家族の名前を忘れていないだけまだましなのであろうか。

ただいま、居宅介護奮戦中である。 今後どのようなことが起こるのか、このページはまだまだ続けなければならないことになるだろう。    November,30,2001.  by H.Sato
母は、平成15(2003)年8月26日に永眠した。享年91歳であった。このページは、今後の資料として残しておく。合掌

居宅介護を終えて   2008年1月8日
2003年に母が亡くなってからすでに5年が経過した。亡くなるまでの3年間、認知症(痴呆)の母親を居宅介護したが、最近、介護疲れによる親殺しのニュースが増えてきている。すなわち、私が経験した介護環境は5年経過した今でも変わっていないということなのだろう。あのころの私も介護のために家庭崩壊寸前までいったのである。

いくら認知症だから「怒ったり、叩いたり」するなと医者に言われるのであるが、ついつい「叩いたり、叱ったり」したもので、いま思い出してもぞっとするのである。手に余って母を施設に入れるため、あらゆる老人ホームを当たったが2〜3年待ちがザラであった。

どうして満員なのかを聞くと、弘前市内よりも秋田県や大館市の人が多く入居しており、だれか死なないと後が入れないのだそうだ。弘前市民より秋田県民の方が経済的に豊かなことがこんな不条理なことを可能にしているのであろう。居宅介護をしていた私は頭にきたことを覚えている。県外の人が利用できて市内の人が利用できないなんてどうなっているのだろうかと思ったものである。

秋田や大館市の人は一定期間入所したら秋田に帰ってもらって、青森県内や弘前市内で待っている人のことを優先して入所させていただきたいものだが、そうはなっていないのである。私はデイサービスを目一杯使って母の介護をしたが、町内会も相談相手にならず無関係、市役所は介護施設を紹介するだけ、介護施設はデイサービスだけを強調し、入所はとんでもないという態度、最後は長期療養病床(病院の)を利用して急場をしのいだこともあった。

結局、居宅介護で利用できるサービスは、介護度にもよるが、
・デイサービスを週に4日利用すること
・年に数回は短期入所(1週間以内)を利用すること
・有料のヘルパーさんをたのむこと

などである。それ以外は家族と自分が頑張るしか手段は無いのである。これでも家庭崩壊まで行くことがあるので忍耐が必要である。町内の人達は結構冷たいもので、介護で苦労していても声もかけてくれない。見て見ぬふりをしていることが多いのである。

自分の親とは言え、息子としては認知症がひどくなって行く母を認めたくないものである。親はいつまでも息子だと思っているため、言いたい放題だし、息子の私も言いたい放題であるからついつい手が出てしまうことが度々あった。

今日のニュースによれば、弘前市の大開地区で介護疲れから娘が母親を殺したと言う。信じられないことだが介護経験のある私からすれば、その娘さんの心境がなんとなく想像ができるのである。介護をやった人でなければ分からないことなのである。介護疲れの殺人が多くなっていることから、もっと違った対策をとらないとこの種の事件は無くならないと思う。施設の入所条件の見直し、介護職の人達を優遇することなどを早期にやらないと大変なことになるのは目に見えている。
亡くなった母は、介護認定の「要介護2」であった。認定のための調査員がくると俄然元気になって悪くないふりをするのである。大正生まれ母は、片足立ちなどや手足の運動は普段やっていないはずなのだが、調査員を前にすると元気に手足を動かして介護度を下げていた。ズボンをはくのは苦手なくせに聞かれると「出来ます」って言うのであった!

母が亡くなってから、もう5年になるが介護環境は良くはなってはいないようだ。最近、グループホームやデイサービスの施設が乱立しだしたのが5年前と変わったところである。しかし、どれも利用するためには最低でも月に10万から12万円程度のお金がかかるのである。ある程度の高収入でお金持ちでないと簡単に施設の利用はできない。

居宅介護の環境は決して良くなってはいない。施設で介護を受けている人、自宅で介護を受けている人に差があってはならないと思うのである。そのためにも居宅(在宅)介護の制度改善、介護施設の入所条件や介護職の人たちの労働条件の改善などを早急に実施して欲しいと考えている。

その他に、
・老々介護の増加(核家族化による年老いた夫婦による介護の問題)に対する諸政策の制定
・介護施設や老人福祉施設における介護職員の入所者に対する暴力行為の防止対策
・介護職の技能の向上と儲け主義に徹する経営者の排除
・デイサービス施設やグループホームの厳格な監視によるサービスの不正防止
などの解決が必要であろう。

2007年は、グッドウィル・グループの子会社で、訪問介護の大手「コムスン」が介護報酬の不正請求を行い、これに対する処分を逃れるため事業所を自主廃止するなど脱法行為を繰り返していた事件があった。儲け主義の経営者が増えており、入所者を物扱いの施設も多数あると聞く。弘前周辺では何か新築工事をやっているなと見れば、そのほとんどが「デイケアサービス、グループホーム、特養老人施設」である。老人を入所させる施設を作れば安定した収入があることから、施設の乱立が目立ってきているのではないのだろうか。

早い話が昔で言う「姥捨て山」、「爺捨て山」で月々決まった年金収入がある老人は金のなる木だと思っているのが悪徳経営者なのである。おまけにヘルパーの人数をごまかしたり、やってもいないサービスをやったようにして不正請求している。儲かるなら何でもありの介護福祉施設を避けて入所することが大切になっている。

そして、一旦入所してしまえば死ぬまでOKはやめていただきたいものである。病院の入院期間が決まっているように、もう少し流動的に施設の運営をしていただきたいと思っている。入所待ちの高齢者をできるだけ少なくなるような制度を確立して欲しいものである。居宅介護が容易に出来る制度があればもっと良いことは論を待たない。家族と同じ屋根の下で生活できればこれに越したことはない。施設の入所者が介護する人からイジメを受ける不利益からも逃れられるからである。(完)

参考資料 ◎介護サービスの種類◎
自宅を訪問してもらい利用するサービス 訪問介護 ホームヘルパーによる入浴・排泄などの身体介護や掃除・炊事などの家事援助が受けられる
訪問看護 家庭において医師の指示に基づいて、看護婦などによる医療上の世話や診療の補助である看護サービスが受けられる
訪問入浴介護 入浴設備を積んだ訪問入浴車に訪問してもらい、家庭で入浴の介護が受けられる
訪問リハビリテーション 通院困難な利用者が医師の指示に基づき、家庭で理学療法士、作業療法士などによる機能訓練を受けられる
居宅療養管理指導 通院困難な利用者が、医師・歯科医師・薬剤師等から、介護サービスを利用する上での留意点などについて、療養上の管理や指導が受けられる(医療行為を行う往診とは異なる)
日帰りで施設に通って利用するサービス 通所介護 デイサービスセンターに日帰りでかよって、入浴や食事、機能訓練が受けられる
通所リハビリテーション 老人保健施設や医療機関に日帰りでかよって必要な機能訓練が受けられる
施設に短期間入所するサービス 短期入所生活介護 (ショートステイ)とも呼ばれ、特別養護老人ホームに短期間入所して、介護や日常生活上の世話、機能訓練などが受けられる
短期入所療養介護 老人保健施設や医療機関に短期間入所して看護や医学的管理下における介護、機能訓練が受けられる
福祉用具の利用・住宅の改修 福祉用具の貸与 車椅子や特殊ベットなどを借りることができる。対象品目は、車椅子・車椅子付属品・特殊寝台・特殊寝台付属品・床ずれ予防用具・体位変換器・手すり・スロープ・歩行器・歩行補助つえ・痴呆性老人徘徊感知器・移動用リフト
福祉用具の購入費の支給 福祉用具購入にかかった費用の9割が償還される。支給限度基準額は1年間で10万円である。対象品目は、腰掛便座・特殊尿器・入浴補助用具・簡易浴槽・移動用リフトのつり具部分
住宅改修費用の支給 小規模な住宅改修についてかかった費用の9割が償還される。支給限度基準額は一人につき20万円である。対象となる住宅改修は、手すりの取り付け・床段差の解消・すべり防止及び移動の円滑化のための床材変更
その他のサービス グループホーム 「痴呆対応型共同生活介護」のことで、痴呆の状態にある要介護者が、グループホームにおいて介護や日常生活上の世話、機能訓練などを受けられる。介護にかかる利用者負担のほか、入居にかかる費用を負担することになる
特定施設入所者生活介護 有料老人ホームなどの入所者が介護や日常生活上の世話、機能訓練などを受けられる。介護にかかる利用者負担のほか、入居にかかる費用を負担することになる
施設に入所して受ける介護サービス 介護老人福祉施設 特別養護老人ホームのことである。老人福祉法に基づき、身体上または精神上著しい障害があるために常時介護を必要とする高齢者を入所させて、養護する施設。設置主体は地方公共団体および社会福祉法人である
介護老人保健施設 病状が安定し、自宅へ戻れるようリハビリに重点を置いたケアが必要な高齢者が入所する。医学管理下での介護、機能訓練、日常生活の介助などが受けられる
介護療養型医療施設 療養型病床群。病室や廊下を広くするなど、長期の入院患者の居住性に配慮し、介護を中心とした病院。通常の病院よりも医師や看護婦の数は少ないが、介護職員は多い。1993 年(平成 5)の医療法の改正により設置された
*参考資料  弘前市発行 「高齢者保険福祉 〜ガイドブック 2000〜」 平成12年9月作成
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