83号
2003. 1..25.更新
最近(2002年12月以降)号 79、80、81、82,
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水中の大型甲虫「ガムシ」
水中で生活する甲虫といえば「ゲンゴロウ」の仲間を思い浮かべる方も多いでしょう。今回紹介する「ガムシ」もかつては各地の沼でごく普通に見られた大型の水生甲虫でした。ガムシ科の仲間には陸生のグル−プもいますが体長数mmの小さな種類が多く、世界で約2,000種、日本でも約80種が知られているそうです。比較的大型の種類は4種類知られていますが体長30mmを超すのは「ガムシ」だけのようです。
幼虫についてはNO.66で紹介しましたがたまたま昨年11月末、季節外れの「カエル」とともに掬い網に入ったのがこの「ガムシ」でした。
「ゲンゴロウ」とともに非常に少なくなった水生甲虫です。少年時代小鮒掬いに出かけ、「ガムシ」の成虫やいかめしい顔つきのグニャグニャした幼虫は気持ちの悪い虫でじっくり観察する間もなく慌てて捨てたものでした。最近では非常に珍しく懐かしく思うようになりました。水中で越冬しているようです。
成虫は夜行性で誘蛾灯にもたくさん飛んできました。
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水中の植物に掴りながら歩行が中心
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体の腹面が光って見えるのは空気が保持されているから
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中胸下面には微毛がある ふ節にある遊泳用の毛束
ガムシ 池や沼、比較的流れのゆるい水域に棲み、大きい個体では体長40mmに達し、「ゲンゴロウ」とともに水中に棲んでいる大型の甲虫です。体色はやや緑色がかった黒色で「ゲンゴロウ」の様な縞模様はありません。以前は各地でごく普通に見られた甲虫ですが最近少なくなったように思われます。
幼虫時代(NO.66参照)は肉食ですが成虫になれば草食性になります。
呼吸のため気泡を保持する機能や中・後肢のふ節には遊泳用の毛束が備わっていて水中生活に適応しています。しかし、泳ぎは緩慢で水草につかまって水中を歩行する様な生活をしています。背面は滑らかですが、鞘ばね各条の点刻は明瞭です。
友人・知人のHP
青森の自然 : 青森県内の景色や花の画像が見られる人気NO.1のHP (棟方啓爾氏)
青森の水環境 : 始まったばかりのHP、青森県内各地の水環境が画像と共に紹介される予定(蝦名憲氏)
岩木山を考える会 :津軽のシンボル「岩木山」の自然が破壊されています
故郷埼玉のトンボ :松崎雄一さんのHP、トンボ愛好家には必見のペ−ジですトンボの素顔 :高橋克成さんのHP、トンボの接写画像が素晴らしい
トンボフオトギャラリ− : 氏原道昭さんのHPです。トンボの画像とコメントが素晴らしい
My Enphotomic Room : 中川雅充さんのHPです。トンボのほか身近の昆虫の接写画像が見られます植物生態研究室(波田研)のホ-ムペ-ジ :岡山理科大学の波田さんの研究室です。たくさんの植物の鮮明な写真と解説が見られます。
日本野生メダカ保存会 : 鈴木広茂さんの絶滅危惧種に指定されたメダカに関するHPです。
昌子のお庭は虫づくし : 親子3人のほのぼのとした生き物観察記録、豊富な参考文献を参照した画像は参考になります。
トンボのリストへ :最近青森市内で記録されたトンボの記録です(’99.7.〜’00.9.まで)
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Created December 20. 1999/Copyright(c) Masatoshi Igarashi