薄暮

幾多の重圧に打ちひしがれ
幾度の不条理につまずいた僕たちも
見上げれば360度
見渡せる空の広さに夢も広がり
雲は行き 日は傾き 星も次第に瞬きはじめる

遥か古代の時代から
日出づる国の何度目の夕陽
朱色に染まる雲海が明日へと繋ぐよ

振り向いた空に浮かぶ
今にも折れてしまいそうな月も
明日は少し満ちるだろう