英語ではcineraria。
キク科の越年草。カナリア諸島原産で 日本へは明治初年に渡来し観賞用に栽培されます。
高さ40〜60センチメートル。
葉は大型のハート形で縁は波状に切れ込み 裏面は紫色を帯びています。
初夏(温室では冬から春)に 茎の上部に多数の花を咲かせます。
花の色は紅・紫・藍・白色など。
「サイネリア」「ふうきぎく」とも呼ばれます。
晩秋から春の代表的な鉢花で、小菊に似た花が鉢いっばいにさきます。
本来は多年草ですが 夏播きの非耐寒性1年草として扱われ フレームや低温室で栽培されています。
花は大、中、小輪があり、紅、桃、青、紫、銹赤サーモンピンク 蛇の目模様の複色花など花色がきわめて豊富なので 鉢植えのほか寄せ植えにも向いています。
鉢の場合は日当たりのよい窓辺に置き 土の表面が乾いたら水やりをします。
開花期間中は月1回くらい液肥も与えてください。
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