クモマグサ 

雲間草と書きます。
ユキノシタ科の多年草で本州中部の高山の岩礫地に生えます。
茎は短く、よく分枝し、高さ3〜10センチメートルになります。

園芸店で市販されている雲間草は洋種クモマグサで 高山植物のクモマグサとは別種です。

洋種クモマグサは、切れ込みの入った葉をつけた茎は分枝してクッション状に広がり、3〜4月ごろ直径2〜3pの可愛い花を多数咲かせます。

花の色は赤、ピンク、白など。
いける場合、株の一部を根引きして土を洗い落とし かたまりのまま根締めなどに用いると扱いやすいでしょう。

鉢ものは日当たりのよい場所に置いて管理するが 高温多湿を嫌うので、夏は雨の当たらない涼しい半日陰の場所に移しましょう。

株が大きくなったら、10月上旬に株を小分けして植えかえましょう。