大間のマグロでナイト

「大 間のマグロは止まったら死んでしまう」
大間まちおこしゲリラ「あおぞら組」組長島康子さんの大八車での登場とともに、青森屋台村さんふり横丁はものすごい熱気となった。

総勢約一八〇名の団体は屋台村にはちきれんばかりとなり、フォーラムへの参加者・各関係者はもとより、この度は実行委員までもがこの夜の宴に狂気乱舞。
本場大間のマグロの刺身には誰もが唸り、極上の味を思う存分堪能した。

美味しい酒と美味しい肴。次第に酔いはじめた身体とココロに、待ってましたと言わんばかりのねぶた囃子がしみてくる。

「ラッセラーラッセラー」
二〇〇六年一〇月。
肌に寒さが辛くなる秋なのに、この夜、この場所だけは夏の気配を誰もが感じた。