・理事長　佐々木高雄
・副理事長　塚原隆市、嶋中克之
・常務理事　葛西務
・理事　黒岩恭介、斎藤誠子、杉山陸子、三澤章、山口正春
・委任状による出席理事　加藤種男、佐野ぬい、柴田裕明、高樋忍、菊池正浩
・欠席：中居博雅
理事１５人中、出席理事９人、委任状による出席５人

定款に基づき理事長、佐々木高雄が議長の任につき、定足数を満たしていることを確認 した。
議長はあいさつの後、議事録署名人として杉山陸子、斎藤誠子、議事録作成者と して葛西務を指名した。続いて議事の審議に入った。

�@報告事項
・西衡器製作所（本社・青森市）創業１００周年記念「吉田榘子の世界」について黒岩理事より報告があった。同社オープンスペース「ゼフィルス」で４月１０日から５月７日まで開催、アートコアあおもり発足後初めての協力事業となった。当初は受託事業として考えていたが、最終的に協力の形になった。４月２９日午後３時から吉田榘子さんを迎えて井戸端会議を開く。
・新年度の事業計画策定および総会開催について三澤理事が報告、説明した。事業計画は総会を開いて３カ月以内に県へ報告しなければならない。その中で定款の変更が必要になる場合もある。事業計画の策定と報告書づくりに早急に取り組んで総会に提案したい。理事会では５月２７日（土）午後４時から総会（場所未定）を開くことを決定した。

�A審議事項
１）〜アートと一緒に生きていく。街はアートで変われるか〜全国アートＮＰＯフォーラムｉｎあおもりについて嶋中理事が企画書（案）を基に概要などを説明した。

・この全国フォーラムはこれまでに神戸、札幌、前橋で開かれ、さまざまな全国のアートＮＰＯが集い、討論する場となっている。４回目の青森会場は１０月１４、１５日に開催する予定。また７月２９日から１０月１５日まで実験プロジェクトを実践する。会期中、ワークショップや市民・街が一体となったさまざまなイベントを開き、青森市中心街に元気を、人々に豊かなこころを取り戻すことを目指している。
・出席理事からは「会期が長いので費用は相当な額がかかると思う。運営資金は十分集められるのか」「ボランティアはどのくらい集まるのか」「ねぶた祭とかち合って宿泊施設は確保できるのか」「大会では県内のアートＮＰＯの協力を得なければならない」などの意見が出た。佐々木議長は「県内企業のメセナへの関心が薄れている。赤字を想定してまでこの事業を実施する必要があるのか検討しなければならない。アートコアあおもりはスタートしたばかりで、資産はとぼしい。それだけに自分たちの立場をきちんとしておくことが大切だ。今回の企画は案としての説明と受け止めている」と述べた。

２）会費の確認および理事の交通費について

三澤理事が、定款では運営に携わる会員は年会費１万円、賛助会員３万円となっている。この中から青森市以外から出席する理事に交通費（列車運賃に限り）を出したらどうか、と提案した。
審議の中で出席理事から「資産が潤沢なＮＰＯは出せるが、そうでないところは自己負担で会合に来ている。会員が出した資金は別の事業に使うべきだ」「賛助会員３万円は正会員に比べて高すぎると思う。議決権のない一般会員１万円、法人の賛助会員３万円にして、支援者や賛助団体が参加しやすい環境をつくり会員の拡大を図るべきである」という意見が出された。定款変更にかかわる事項なので、総会までに対応を詰める必要がある。賛助会員の募集については、理事それぞれがかち合わないように名簿を出し合って広く参加を呼びかける。

３）その他　

�@アートコアあおもりの活動目的について、コンセプトを明確に提示し、視点をどこに置くのか見据えて取り組む必要がある。
�A教育とのパイプ役を果たし、アートでつなげていけるＮＰＯになりたい。
�B中、高校生の応援隊をつくり、はがきで呼びかける活動もある。
�C理事会招集は往復はがき（委任状つき）で通知しているが、それをファックスやメールでできるよう定款を変更すべきだーの意見が出た。
委任状出席の理事からは、
�@芸術文化に関する市民レベルの意識調査を実施すべきである。
�A次回理事会開催の予定を早めに知らせてください。年間の開催予定月を決めたらどうかーの要望が寄せられた。

４）名刺作製とnacaのロゴ作製、パソコンのドメインについては次回に持ち越した。