naca npo法人アートコアあおもり
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naca アート井戸端会議

第49回アート井戸端会議
寺山修司における不在と高松次郎
真武真喜子(青森市所蔵美術品アーカイヴ担当)
2009年12月18日(金)18:30-
青森市民ホール1階会議室(4)
青森市柳川 1-2-14 TEL 017-722-3770

高松次郎は1970年、天井桟敷の第10回公演「ガリガリ博士の犯罪」の舞台美術を手がけ、翌1971年には寺山の長編映画第1作となった「書を捨てよ、町へ出よう」の美術も担当していました。1970年前後、言語・数字をモチーフに最も概念的な作品に傾いていた高松は寺山との交流を通じて天井桟敷の活動にも意外に濃密な関わりをもっていたのです。高松は自作品全般を貫く「不在性」の概念を寺山に投影し「劇的想像力」の前提としました。両者の「不在性」を通じて情念/ 身体の世界と理念/非物質の世界の接点を探ります。







近くの居酒屋「侍」で打上げをしました。寺山修司記念館副館長の苦労話に花が咲きました。