喧騒に包まれた街並みから地階への階段を下りる。するとそこには全く別の空間が姿を見せる。そこが『エリア』である。
 少し暗めの店内にスポットライトを浴びたカウンター席とその向こうでライトアップされたグラス。テーブル席にはキャンドルが灯っていて、それぞれがJAZZYな雰囲気を演出している。

 マスター曰く、「カクテルは全てがオリジナル」。その日の気温状態やお客様の要望に合わせ、姿を多少変えてくる。マスターのこだわりである。そのため、200種類以上のカクテルメニューが数倍になる。
 シングルモルトに至っては多くの種類を揃えていて、常にお客様のニーズに応えている。
 
 スィングやボーカルといったJAZZが心地良い。BGMにおいても美味しく飲めるような気配りができている。これもこだわりの一つ。
 エリアのオススメは生フルーツを使ったカクテル。もちろん他にもあるが、純粋にお酒を楽しむことができるエリアは「自分だけの空間」として時が過ぎるのを忘れるほど。
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