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書名:『ゼロの握手』
著作者名:柴崎昭雄
発行元:
株式会社リトル・ガリヴァー社
2008年10月28日発行
四六判・204ページ
ISBN 978-4-903970-13-4 C0095
価格 1,470円(本体+税)
★2004年11月27日のNHK教育テレビ、 「きらっといきる」という番組の 「ぴーぷるぴーぷる」 というコーナーで、川柳句集「少年地図」の作品が紹介されました。
詩集 存在証明 花田宏子
・詩集のご注文はこちらから。
作品「命のかけら」からの抜粋
空からふるのは空のかけら
私もひとつの命のかけら
ひとひらの雪が
こんなにてのひらにあたたかいのも
かけらと
かけらだから

この度、木馬館館長こと柴崎昭雄の自伝的ノンフィクションを出版。もし読んでいただければうれしい限りです。全国の書店でもご注文ご購入できます。ネット書店もAmazonをはじめ、楽天や紀伊国屋、セブンアンドワイ等でも購入できます。また、下記の注文フォームからも購入できますし、メールでも受付けております。
←詳しくは「ゼロの握手」のオフィシャルサイトへ。
内容:著者は18才で交通事故により頚髄(頚椎)損傷(首の骨を折ったことによって、脊髄の中を通っている神経が切断されること)し、全身麻痺になった。絶望的な診断だった。
だが、車椅子の生活を続けながらも詩や川柳と出会い、そこで出会ったたくさんの人から支えられながら、やがて結婚。最悪の状況から這い上がる著者の笑いと涙の復活の数々を、ペーソスたっぷりのエピソードをまじえまとめた。
※以下の項目をご記入ください。メールにて確認後、「ゼロの握手」を発送いたします。
最近読んで感動のない本が多い。要するに「つまらない」ということ。
つまらない本を読むと、「金返せ」という前に、「時間を返せ」と叫びたくなる。もちろん、この「深夜の読書」サイトにも登場しない。
身体障害者の在宅就労を進めるNPOである「WeCAN!」の会員であった、柴崎昭雄さんの書いたエッセイ集が出た。
頚髄損傷の重傷で、なんとか生きながらえた柴崎さんだが、首から下の自由はまったくきかない。だから握手しても、握力はゼロ。ということから、このタイトルが付いた。
首から下が動かない人生なんて、障害のない人間には考えることもできない。しかし、元南アフリカ大統領のネルソン・マンデラ氏が「何を与えられるかではなく、自分の持っているものから何を作り出せるかで、それぞれの人生の進路が違ってくるのだ」と言っているように、柴崎さんは、自分にできることを探しぬいた。
そしてどういう生活をしているかが、この本には書かれているし、彼のブログは美しい。
http://blog.livedoor.jp/shibakio/
特に「花」のアーカイヴがきれいだ。きっと奥方が写真を撮影し、彼が書いているのだろう。まごうことなき障害者である彼の、障害者放れした生き方を少しでも学んでみたい。もっとご近所ならお友達になれるのに。 玉木文憲さん。
さて、それで本日一気に拝読させていただいた。ブログで柴崎昭雄さんの名前は知っていたけど、まーったく、どんなお方なのか知らずに読んだ。ので、ありきたりの言葉で言えば、「ぶったまげた」である。壮絶な人生が、壮絶に書かれていないという壮絶さがある。
僕は何の知識もなくこの本を読み、正直、読み終えるまでに二度、落ち込んだ。少々変わった感想だけど、そうだった。
まずはじめに、半分ほど読んだ段階で最初の落ち込み。ここまで読んで、やっと、
「ハッ! この人、首から下がほとんど動かないんだよな。じゃあ一体、この本どうやって書いたんだ?」と、素朴な疑問が脳裏をよぎった。その瞬間、この本が、只事ではないほどの苦労の末(ご本人はもう慣れたとおっしゃるかも知れぬが)に書かれた事を想像し、一回目の落ち込み。
二階から一階に突き落とされるかのごとく、衝撃が走った。
これはまずいぞと思い、おもむろにトイレに行って放尿し、気持ちを落ち着かせた。で、冷静に読み進めて、最後の方にきて二回目の落ち込み。
「うわ! この方、川柳界では著名人なのに、僕は全く川柳が理解できていない!!」
以前から俳句、短歌、川柳、詩歌の類を大の苦手としているので、せっかくの昭雄さんの作品、私が読んでも豚に真珠ではないか!と愕然とした。
想像力が足りていない! 一読後の感想は、自分自身に向けた無念さが感動に勝った。第一、川柳の苦手な私が、どうして読んでみようと思ったのかが良く分からない。まさしく、魔がさして読んだとしか言いようがない。
でも、この本からは不思議な気づきを与えられたような気がする。
見ず知らずの人に背後から軽く背中をトントンと叩かれ、振り向きざまに「ハイ、これ。こういうのも、有るよ?」と言って手渡されて読んだ本、のような趣がある。
なんだろう、この感覚。
僕は人生の後半戦に向けて、個々人に一筋の光を与えるであろうインターネットという存在を、ひとり親を中心とした貧困層にフォーカスしていこうという意欲がある。
そのあたりでは、柴崎昭雄さんも同じように、「障害を持った人にとってインターネットは神業だ」と感想を述べているので、目指す世界が随分近しいと思う。
インターネットという新しい世界の前では、五体が満足の私も、ハンディキャップを持っている柴崎さんも、皆平等なんだと思い知る事が出来た点で、大変有意義だった。
で、読んでから数時間のうちに、じわじわとこの本の持つチカラが、僕の「無念さ」を突き動かしはじめている。
よし、俺も自分のやるべき道を進もう! この本は人に何かを決意させる、もしくはそれを補強するチカラに満ちていると思う。
読み終えた本は、中学2年の長男に手渡した。すでに、長男はゼロの握手を読みはじめている(超、面白いって!)。息子に読ませたい100冊の本、と言うカテゴリーを作ったとしたら、この本はその中に是非入れたいと思う。 塾長さん。
・ほかほかの「ゼロの握手」を読みました。一気に読みました。
ほのぼのし、しみじみし、はらはらし、胸がジーンとし、微笑し、目頭を熱くし……、
読後、陽だまりのような優しい気持ちになっていたのです。家族愛、夫婦愛、友情、希望、可能性…、
光があふれるように詰まっている感動の一冊です。絶対のお薦めです! 麻子さん。
・悪ガキ時代、詩や川柳との出会い、宏子さんとのことなど楽しく読ませてもらいました。大変な経験を書いていますが、爽やかな印象が残りました。 YASUさん
・いも煮会の場面は組長やカッピーのことや、ひろこさん、お母さん、お父さんのことも、思い出して、懐かしかったです。感動していますよ。 よったま
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書店に流通する川柳句集は意外と少ない。一冊でも多く紹介できれば幸いです。
インターネットで買える川柳句集や俳句句集、詩集を集めて見ました。