「てがみ」・真田義子


あなたからのてがみ

きょうも届きませんでした

多分明日も届かないでしょう

だからあなたへ長い手紙を書きました


喫茶店で二人で飲んだレモンティー

ほろ苦いレモンの味の恋でした

でもあなたはいつも遠くを見てました

わたし 淋しくなっていつも黙ってしまいました


一人になると

涙がこぼれて

ほしをいつまでも見つめていました

そしてもう一度長い手紙を書きました

秋の風がほほをなでていきました


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詩の投稿作品・1998年後半


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