「雨のち晴れ」

君は雨の日が好きだという
雨の日の記念日があるからだと
うつむく
雨の日の想い出が
雨の日毎に蘇ってくると目を伏せる

僕も雨の日が好きだと呟く
君との記念日を胸に抱いたまま
雨の日毎に
君の仕草を思い起こす

今日も雨が降り出してきたので
夜には電話をしよう
明日はきっと晴れる


柴崎昭雄・詩作品


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