「せつない夏」・レトロ


夏が街を染め始める それにしても白髪が出る いつだったろう。 賑わう海辺へあなたとでかけたのは ジャズカーニバル 目をとじて一心に聞き入るひと。 はじける潮騒 胸の高鳴り 忘れ果てて幾年。 思いきり高くかがやく空へ 真っ白なシャツを干す ふんわり、風に 揺れるように 小さなシャツもハタメイテイル シャボンの香りが 今のあたしの幸せならば それはほんとうのシアワセダロウカ 影が伸びる 熱い風吹く わからなくなる 今のジブンヲササエテイルノハナニ カガヤイタオモイデト フケテユクジブント 太陽の光の、もと 葛藤が深まる せつないせつない夏になる 輝きを無くした女

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