「雪」・蒼夜広助


影なき刻  煌きが拡がりゆき
微氷の滴  無口な乙女が
舞い降りる
綿毛の様な  衣を纏い
音なき拍子に  揺らめきながら

全てを眠りに誘う  黒き声音に舞う

清きも  穢れしも  なく
無音の喝采を挙げ  誘いを称える

乙女達は  ものものに
澄んだ静寂を  与え
眠りにつく

青き息吹きが

訪れるまで




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