「月」・Haru


波がゆらゆら揺れるなら
月もゆらゆら揺れましょう

薄い逢瀬に身もそぞろ
爪先で測れる深さを好むひと
些かの旅の果て
残ったものは紅い糸くず
輪っかにして
波紋の真ん中にあててみる
忘れ片身の
貌状のあざよ・・・




●作者へのご感想はこちらへ●


詩の投稿作品


目次へ戻る