「空と海と太陽と雲」・カテコール

海の上を渡ってきた風が
僕の額に当たって
また静かに駆け抜けて行く

空と海と太陽と雲
そんな事を考えながら歩いていると
額が少し汗ばんできた

考えるのに疲れてしまった僕は
新しい風を迎えて
もう考えるのをやめてしまった

  誰も知らない所で
  時はまた流されていく・・・

めまぐるしく変わる世の中に
僕は呆然と立ちつくす

しかし
いつの頃からか
そんな喧騒の中でさえ
僕は平気になっていく

空と海と太陽と雲
それは今も目の前に広がっている
変わってしまった僕をあざ笑うかのように

そしてまた新しい風を迎えながら
次の時代に耳を傾けている



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