「新聞」・星粒


たまってゆく時間
魚の骨や、野菜のきりくずをつつむために、
ひろげるときに、
しらなかった世間に気づいて、
こころが
虫眼鏡になる。
無知の厨房にて、
かすめるように読む
新聞の、
活字のよろこび。
やはりひとは、いつまでも、
なにかを得て、
なにかを捨て、
生きていくのが良いみたいだ




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