「音 」・レトロ


  カタツムリが金色に輝きながら
  這っているのでしょうか

  光の壁に、
  きせつはずれの緑が影を成す。
  
小さい頃、
  葉っぱを踏んではふりかえり、
とおくまで行ったお使い

焚き火のように、ぱちぱちと
落ちた葉が靴と擦れ合い、
泣いていました。
その、
なつかしい音色は大人になっても、
聴くことができます

頑丈なこころはえてして、
つまずくときがあるから、
そんなときは
そんな音色があたためるのですこころを。




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