「泣きつかれても」・星粒


ゆっくりと泣きました

シャワーさえ浴びる時間も忘れ

時計がたしかに
わたしの命を刻んでいて


たぶん

頑なすぎたんだね

泣きつかれて

わたしは
これから眠るのに

何故だか

くちべにをひいたり

パソコンを打ったり

ふつうの
わたしに


できる

ふつうの抵抗

まろやかな夜の

おだやかな夜の

優しさにもたれて

ねむることの

すくなすぎた

7つの日記帳。


泣きつかれても

笑いつかれても

いつかは

透明な朝の空を

深呼吸しなければ。

ただ

泣きつかれて

蘇生するまで

この屋根の下で

丸まっていたいの

しょんぼり

しかられた子供みたいに

閉じこもっていたいの


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