「あなたがまぶし過ぎて」・: よしき&よしこのポエム



  無理して笑わなくったていいのに、
  でも、ここで笑わないと
  あなたを無くしそうだから

  あなたの影を見ていたら
  淋しくなって涙が出てきた
  急にだまってしまったあなた

  あなたが探しているその言葉を
  見つける前に
  私は時計を巻き戻す・・・
  「ねえ、初めて会った日のこと、覚えてる?」
  だけどもう
  私の言葉は届かない
  巻き戻した時計は 動かない

  あなたの瞳から私が消えてしまったのなら
  私の瞳からあなたを消す術を教えて下さい
  それが私の
  最後のわがまま・・・・  

  でもあなたは振り向きもせず
  黙ったままで何も言わずに
  行ってしまった

  私の瞳にあなたの後姿を残したまま
  足音だけが淋しく胸に響いていた
  「まって!!」と小さく叫んでいた
  あなたと初めて逢ったあの夜のような
  星がきれいな夜だった

  あなたがいたから  あなたに逢えたから
  私は幸せだった
  その幸せを愛だと思っていた
  愛って何だろう
  愛ってなんだったんだろう
  あなたといるだけで 楽しかった

  夢のような時間
  それが愛と信じていたのは
  私の錯覚だったのかもしれない

 さよなら さよなら ひまわりの風
 さよなら さよなら 太陽の光

 明日への一歩を踏み出すあなた
 私はもう 道をなくしてしまった
 どんなに時が流れても
 私はずっとここにいる
 膝を抱えてここにいる
 
 新しい季節なんて 来なければいい

 私は 雨
 私は 雪
 流れていく  溶けていく

 あなたがくれた 輝く季節
 だけど あなたの後ろ姿に
 ありがとうなんて言えはしない
 眩しすぎて 眩しすぎて
 他には何も 見えなくなってしまったのだから

 私はずっとここにいる
 瞳を閉じてここにいる

 新しい季節なんて 来なければいい
 
 あなたが好きだった
 あなたがまぶしかった
 
そして秋の風が黙ったままで
私を追い越して行った
 
私はずっとここにいる
瞳を閉じてここにいる 
 
さよならは言わない


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