「星」・蒼夜広助


水草の様な  柔らかな流れを
視ている
微かな水泡の  零れる刻

何故か  想いが弾けた

漆黒の  彩を身に纏いて
其は
流れゆく
あの時も  この緩やかな流れを
想った

遠く遥けき彼方の  灯火よ
永久の流れに身をおく  輩達よ
その  囁く声音は痛い
その  優しき微笑みは苦い

刹那の惑い  を  断ち切れない

繰り返す愚かさが  背を押しやる様に
崩れる砂状の路を  標と
我に言うのだ

揺らめく精神と声音の 雑多な枷が
また一つ

増えていく




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