「日帰り旅情」・Haru


秋桜ゆれる細道を
あなたの車でそろりと渡る
遠くには山々
日はまだ高い

ぐるっと周る
カーブの向こうまで
続く田んぼと
焦げた栗の匂い
心をふくらます空気

こんな所で花を植えながら
老いるのも悪くないな

あなたは
帰りの時間を計算してる
ごめんね
わたしはその間
景色に身を傾ける。




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